給与増加によってデフレマインドの恐怖感を覚える

雑記

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最近、ちょっと昇給しました。いやしかし、今までと比べたら結構上がった方であると言えるくらいには、手取りが良くなりました。

昇給額に驚きはしましたが、業務的な負荷の増加が年々激しくなっていることから、その働きに多少は報われる様になっては来たのかなと思う所はあります。しかし、昇給の際に更なる業務的な負荷が増加する条件のもとであることは明白であったため、これは簡単には喜べないものであるかもしれません。

私が社会人となってから徐々に給与が増加して行ったという背景はあるのですが、社会保障費の増加によって実質的に手取りが全く上がらないというジレンマを抱えていました。

しかし今回のは予期せぬ昇給であったため、投資可能額を更に増やすことが出来る可能性が高まったこと、これも嬉しい事ではあったのですが、でも一番良かったのは、生活費を削りに削る極限の思考から少しばかり開放されたという点でした。

そもそもこの極限の思考のような状態となった原因ですが、これは昇給前の年収を考えると、極限の生活を前提としなければ定年以降は耐えられないと試算したためでした。

でも、この極限の生活をする前提が少し崩れたため余裕ができたことから、私はAlexaやちょっとばかりのゲームを購入しました。

前々から音声センサで操作可能なAIスピーカが欲しくてAlexaなどの購入を目論んでいましたが、金銭上の関係から指を加えて見ているだけでした。でも念願が叶って購入にこぎつける事ができたのです。

でもこれについては、昇給が無ければ購入はしていなかったのですよね。これについて身をもって分かったのが、給与が上がらないという状況がどれほどヤバイことなのかという事実でした。

何がヤバイかって言うと、消費をする気力が本当に無くなってしまうのですよね。だって年齢が上昇しても懐の温かさは変わらずで、生活は現状維持またはそれ以下を保たなければならない場合であることが多い。

これをデフレマインドと言う事は薄々分かってはいたのですが、消費を抑制しなければならないという事が、今回の様にAlexaを購入してその体験を享受するという場を消失し、つまり将来に起こる何らかの可能性を閉じるという事態も招きかねないという状況を体験しました。

消費行動によって社会は維持されていくというのが現状の経済構造でもあるため、それが抑制されてしまうデフレマインド増加という危険性が生じる環境というのは、今回の昇給によって本当に恐ろしいことなのだと身をもって気付かされました。

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