電子による情報化社会は常々拡大しており、もはや一人ではその情報を収集しきれない程に広がりを続けています。
平成の前半ではテレビや雑誌が情報取得手段のスタンダードであったため、テレビを見ているだけである程度の知識を得ることは出来ました。
でも今はテレビの情報表示速度では追いつけない位の情報社会となっており、油断するとその速さから取り残され、その道中で利益を得られるはずだった瞬間を逃してしまうことがしばしば起こっています。
お金の分野で言えば、知らないうちに凄いサービスがリリースされることが流行となっており、そのため実はアプリを使用して買い物をすると数%のキャッシュバックを受ける事が出来るというのは、もはや良くある話となっているのが現状です。
ただしこの様な話は、短期的に見れば普段生活する分には問題ないと言えてしまうのですが、お金の分野においては長期的で見た場合、かなりの差が出てしまうことがあるでしょう。
これだけの話では結論に至る程とは言えませんが、情報格差が生じることにより、お金の格差についても致命的に拡大しやすくなるというのが私の持論です。
情報化社会は便利だが、自身でその情報を求めなければ孤立する
電子による情報化というのは非常に便利ではありますが、その情報を得る事が出来る機会を自身から求めない限り、取得しにくいというのが相当な難点となっています。つまり行動を起こすことや、事前の情報収集能力によって判断をするなど、自身の能力にって差が出やすいという事でもあります。
私もどちらかと言うと情報化社会の波に取り残されていた期間があり、その期間に行動を起こさなかった事によって、かなりの損をした時期がありました。特に一般NISA口座を初年度から開設しなかったことは大失態とも言えます。
これは今でも悔やんでいる所ですが、原因としては情報を収集する地盤を固めなかったことです。その頃は金融系のブログも何かとありましたし、Twitterだってありました。
要は情報収集に対する時間投資を怠ってしまったことが、私の失態とも言えます。その頃にTwitterなどを活用していれば回避できたのではないかと考える位です。
今やSNSなど、利用できるものは沢山あります
今や情報は直ぐに鮮度が落ちてしまうため、忍耐強く長期間でコツコツと情報を取得していく必要があります。それを行うためには、場合によってSNSを含めた情報収集ツールを活用しなければならないことも事実です。
私自身は、Twitterを良く情報収集の一端として使用しています。実はTwitterを10年ほど前に登録していたのですが、少し触っただけで封印をしました。そして再び使用し始めたのは2年程前のことですが、やはり入る情報量が桁違いだと実感しています。
情報発信を行って頂ける方々も居ますので、随時ものごとを知ることが出来ます。もちろん面白いものから怪しいものもありますが、リアルタイムで状況を把握出来たりと情報に満ち溢れています。
ですがTwitterなどはフォロー機能によって取得したい情報を選択できますが、それによって情報が偏りがちという欠点もあります。私で言えば金融関連の情報が主体として入るため、それ以外のことに関しては疎くなっているのは常々感じている部分です。
これは他のツールを使用するか、現実にて他者との交流によって埋める事が可能な部分ではありますが、情報収集の手段を多角化しておく必要もある事は事実です。
つまり情報化社会を生き抜く為には、めげずに長期間の情報収集を心掛け、少しづつでも定期的に情報収集を行い、その手段は分散しておく。言わば情報についても長期・積立・分散が重要であるとも言えてしまうのが、不思議な所です。