もう2019年も終わりを迎えることとなりました。感慨深い気持ちは少なからずあるのですが、年末も仕事ばかりであったため実感が湧かないという状況もあります。
そんな中で今年の投資について振り返って見ると、年初来、つまり2018年の初めからの換算だと、それなりに良かった方だと考えています。これは今年の初めがあまりにも悪すぎたという状況があったのは事実ではあります。
ですが良かったという理由については、年の終わりに向けて市場は好調となったことが大きな要因となりますが、含み益を考慮したリターンはそれなりに存在しました。大体ざっくりと計算して、全資産から10%以上の増加があったのではないでしょうか。
一時的な含み損の増加はあったにせよ、結果として投資信託は好調で、かつ個別株の購入を強めたタイミングが噛み合ったこともあり、後半は安定した売買を続ける事ができました。
資産を増加させることが出来たという結果は喜ばしい事ではあるのですが、しかし一番のリターンは、狙った投資が上手く行った回数が多かったということだと思っています。
今年は購入したコモデティの金が当たり年でしたし、また消費税増税の一ヶ月前から流れの変化を感じて個別株の購入に転じ、これらの動きについてこれたこと、それらの結果が何よりのリターンでした。
しかし、もちろんマイナスとなる投資も多かった事実も存在します。今年の初期はあまり芳しくない投資結果でした。主にはインバース系で日経平均の下落を狙っていたのですが、ここぞという時の握力が足りずに僅かな損失をポツポツ出していました。
つまり私は売りの技術が非常に弱いことが露呈してしまったため、これを2019年の反省点として、今後は強化して行かなければならない領域だと思っています。
ひたすら株式を購入し、配当にて手元に残るお金を増やしていくという投資も凄く重要ですが、でも市場は一辺倒にプラスとはなり得ませんから、マイナス方向で利益を出すことが可能な手段というのを模索する必要があると考えています。
2020年の相場は厳しい環境が待ち受けている可能性もありますので、それに対応したいというのが本音ですが、それは経済を読むことと同一のことであるとも思いますので、そう簡単には行かないでしょう。
それでは最後に、2020年はそれらを勘案した形で上手く取引が出来れば良いなと祈願しつつ、早く市場が開かれないかなという思いに駆られつつも、これを今年の記事収めといたします。それでは皆さまも良いお年を!