「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」へ投票しました。私の選択した投資信託は3本!

投資信託

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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019が始まったため、投票させて頂きました。

今年も投資信託界隈は様々な情報展開があり、それは新しいファンドの設定であったり、また信託報酬の値下げなど、何かと話題が出ていたものと私は認識しています。

投資環境は様々な見方があるにせよ、個人的には去年とかなり色が違った状況になりつつあると考えており、それに対応した見方が良いのではと思っています。このため今年の投票としては、去年と少しだけ変わった見方によって投票を行いました。

その投票したファンドと点数としては、以下の通りと致しました。

  • 1位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)【2点】
  • 2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド【2点】
  • 3位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)【1点】

持ち点が5点という仕組みのため、1~2位は同じく2点として配分しています。しかし折角ですから、個人的な見方によって順位付けをしております。

1位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を選択した理由

2018年の際にもこのeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)を1位として選択しており、今年も変わらずでこのファンドを1位とさせて頂きました。

2019年も株式、債券、そして金などの値動きが激しく、ボラティリティがそれなりに存在した相場であったと認識しており、言わばそれぞれのアセットに変化が生じた市場環境であったと考えています。

そんな環境の中で私は極力分散投資を心掛けましたが、やはり投資とはそう上手くはいかないもので、それなりにダメージを負った瞬間もありました。つまり下手すれば今年は含み損で終わる可能性もある、そのような世界が見えてくるような状況です。

しかし債券や金などに分散していた事もあり、それが上手く作用して株式のダメージを和らげる役割を果たしました。これは逆相関の特性を持ちやすいアセットを持つことによって、痛みを緩和していたという事ですね。

そして私は基本的に分散推奨派です。何故なら将来は不透明という背景がある事から、アセットに関わらず、株式についても世界に幅広く分散して投資すれば、何らかの大きな要因によって変動が生じた場合も、その影響を緩和できる可能性があるためです。

ただし分散の欠点としては、中途半端な成績に終わりやすいという可能性も生じてしまうことも考えられるのですが、これはリスクに応じたリターンに収束しやすいという見方によるものでしょう。

分散投資とはメリット・デメリットの両方が介在しますが、それに応じた利点があり、投資妙味があるものと考えます。8資産均等型についても、含まれるアセットに相応の利点・欠点は存在していますが、このファンド1つが持つ投資範囲の広さから、分散投資の一環として今後も大きな役割を果たすのではないかと期待しているため、私はeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を選択しました。

2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを選択した理由

同一のコクサイ・インデックス使用するもので、投信界隈で有名なeMAXIS Slim 先進国株式も存在してはいるのですが、今年はこのニッセイ外国株式を選択しました。

この商品自体は先進国への投資を目的としたインデックスであり、それなりの分散もある優秀なものという認識がありますが、今回のFoYで選択した理由としては、この投資信託の実績という観点から選択しています。

ニッセイ外国株式の設定日は2013年12月10日ですが、現在のところは5年の運用実績を持っていると言えます。つまりあともう少しで6年という実績を持つファンドになることでしょう。

ただし現在の5年(運用期間)と言う数字は長いとも言い切れませんが、しかしこの期間において、信託報酬の最安値を争っているなど、ユーザの心を掴む対応をし続けている実績があり、純資産総額も非常に大きくなっています。

つまりニッセイ外国株式は、コクサイ・インデックスにおいて信託報酬が最安値で設定されていること、またその状況で運用実績を積み上げていることから、今後も投資信託業界を引っ張っていくファンドの一つであると考え、今回のFoYで選択しています。

3位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択した理由

この投資信託をたった一本だけ買い付けることにより、全世界の株式に投資可能という素晴らしい特徴をもったファンドであり、信託報酬の最安値とその分散能力から選択しました。

株式投資において、日本から安いコストで全世界に投資することは難しい環境ではありましたが、昨今は全世界系の低コスト商品が何点か排出されている状況です。そのような中、このeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が出たことによって、コストに対して気を張る必要なく投資可能になったことが、この投資信託の素晴らしい特徴です。

今やこの投資信託を一つ保有するだけで、全世界の株式に投資が可能となるという素晴らしい時代です。他にも素晴らしい商品が存在することは事実ですが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はそれらのファンドと対等に戦えるものであると考えています。

終わりに

投資信託は純資産も偏りのある状況になり、今後もそうなるのではないかと見ています。これは素晴らしい商品が注目され、そして継続的に購入されていく。そのサイクルに入った様に見受けられ、この先の投資信託業界は大きく尖った世界になりそうですね。

FoYはその投資信託の様態を垣間見ることが出来るものと私は考えていますので、非常に楽しみなイベントの一つとして、毎年と影ながら拝見させて頂いています。

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