【投資信託】日経平均高配当利回り株ファンドの評価

今回のブログ記事は日経平均高配当利回り株ファンドの私的評価を記載していきます。

では早速内容を記載していきますが、本記事のデータは2019年1月4日時点でのものとなります。

日経平均高配当利回り株ファンドの商品概要

対象インデックス なし
信託報酬 0.6804%
実質コスト 不明
投資信託の分配金 不明
構成銘柄 30
純資産 1.86億円
償還期限 2028年6月15日まで

設定日は2018年11月9日という非常に若い商品であるためまだ情報は少ないです。そして純資産は1.86億円となっていますが、厳しい市場環境の中で今後も順調に増加していくかどうか、見守っていく必要がありそうです。

また信託報酬は0.6804%と高い状態です。しかし対象インデックスが無いことから分かる通り、指数を用いず運用側にて独自に銘柄構成を練っており、その部分を含めてこの信託報酬に設定されているのだと推測します。

そして1点だけ気になる部分があり、それは償還期限が設定されている事です。設定日から約9年後にファンドの終了が予定されているため、それを見繕ったうえで投資する必要がありそうです。




全銘柄(30銘柄)

順位 銘柄名 比率
1 日本たばこ産業 5.71%
2 みずほFG 5.68%
3 三井住友FG 5.67%
4 武田薬品工業 5.64%
5 KDDI 5.49%
6 日本電信電話 5.46%
7 東京エレクトロン 5.31%
8 ファナック 4.91%
9 キヤノン 4.76%
10 日産自動車 4.69%
11 三菱商事 4.39%
12 SUBARU 3.95%
13 NTTドコモ 3.71%
14 三井物産 3.60%
15 ブリヂストン 3.42%
16 日本郵政 3.38%
17 伊藤忠商事 3.20%
18 住友商事 2.29%
19 JFEホールディングス 2.19%
20 三菱ケミカルホールディングス 2.02%
21 丸紅 1.78%
22 MS&ADインシュアランス 1.77%
23 ヤマハ発動機 1.74%
24 積水ハウス 1.62%
25 大和証券グループ本社 1.58%
26 昭和シェル石油 0.93%
27 あおぞら銀行 0.80%
28 NTN 0.72%
29 アマダホールディングス 0.66%
30 松井証券 0.37%

東証に上場している日本株の高配当系ETFでよく見かける銘柄が多く存在していますが、その中でも配当利回りが高くなっている日本たばこ産業(JT)をメインで据えるタイプです。

個人的にはファナックが入っているのは少々面白い部分だと思っています。取引先である中国の経済が減速しているため、この銘柄自体は今後も厳しい展開が予想されますが、この超大手電機メーカを含むのは興味があります。

そしてセクター構成情報がまだ開示されていないためここで所感を述べますと、金融や自動車産業に極端に偏らせることなく、上手く構成されていると印象があります。

セクター構成

前述の通り、まだ情報が開示されていないため、空欄とします。




銘柄選択や分配金など

出典:日経平均高配当利回り株ファンド-交付目論見書

日経平均225から、予想配当利回りが高く、流動性の高い銘柄を30銘柄抽出するというものです。

しかし構成銘柄を見ると、単純に利回りを追っているだけではなく、セクター比率などを勘案した形でポートフォリオを組んでいるように見受けられます。

そもそも指数などを用いない投資信託であるため、運用側の手腕によってその構成が変化することでしょう。

そして分配金が出る可能性のある投資信託であり、その決算日は6月、12月の2回です。実際のところ分配金の有無については決算日を迎えてみなければ分からない所ではありますが、分配金が出るのであれば日経高配当株50ETFなどに軍配が上がってしまうと感じています。

そのため個人的には信託報酬が高い分を考えると、できれば配当金再投資が効くように分配金が出ないようにしてほしいとは思っています。

そして予想配当利回りは4.1%です。そのため投資信託が保有する銘柄に減配が無ければ、この投資信託から分配金を受け取る際にはおよそ3%の前後に落ち着くのではないでしょうか。




総括

三菱UFJ投信より販売された高配当系の投資信託であり、そこそこ面白い構成だと思ってはいます。個人的にも注目している投資信託です。

ただし以下の通り欠点もそれなりに含んでいることから、ちょっと投資には気が引けてしまう部分があるのも事実です。

  • 信託報酬が少し高め
  • 償還期限が設定されている
  • 分配金が出ると再投資が効かず、日経高配当株50ETFに劣る可能性あり

運用が継続されるにあたり改善される部分もあるかもしれませんので、今後は定期的に注視していこうと思っています。

もし投資するのであれば、少額でサテライト投資感覚で少額で行うのも面白いかもしれませんが、市場の環境が荒れているため状況を見つつ慎重に行く方が良いでしょう。

■終わりに

全ての投資信託の評価記事を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時に見て頂ければ幸いです。

・投資信託 評価記事一覧

そして月並みではありますが、投資は政治・経済に大きく左右される先の見通しが極めて困難で混沌とした世界であるため、確証が得られません。そのため投資は自己責任でお願いしてしまうことをご容赦ください。


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