金・プラチナ投資はじめました(ETF)

コモディティ

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コモデティに手を出すことにしました。金とプラチナをETFで購入しており、金額はそれぞれ異なりますが同じ枚数での保有となりました。

2018年11月8日の時点では含み益になっていますが、暫くすれば含み損となるでしょう。それは米国金利が更に上がる局面などが考えられます。

実は楽天証券のポイント投資で金の投資信託を少しだけ購入していましたが、投資信託は即売却できないという流動性の観点からETFへと切り替えています。

また他に良い商品ではSPDRゴールドシェア(1326)などもありますが、迷った末に純金上場信託(現物国内保管型)を購入しています。ですが今後はSPDRの方を買い付けるかもしれません。

そしてプラチナは添えるだけ程度の購入としており、今のところは追加購入の予定はナシです。

金を購入しようと考えたのは2018年の夏

実は買おうと思っていたのは今年の夏ごろでした。そのあたりから金について調べており、価格は比較的に安定してとは言えましたが米国金利上昇を含めたリスクが存在していたため、購入については少々距離を置いていました。

そのため現状としては、米国金利が上昇することが見込まれている状況での購入は悪手であるとも思っています。何故なら金利が上がれば米国債の方が多くのリターンを生み出す可能性が上がり、利金を出さない金の方が不利な方向へと働きます。また為替によって大きい影響を受けてしまう事も考えられます。

このため金に投資することは損をする危険性もありますが、大統領選挙の事もあり情勢がキナ臭くなりそうな気もしますし、貿易大国で基軸通貨のドルを管理する米国自体が緩やかなインフレとなっていることから、それらのリスクヘッジを少しでも掛けるという意味で、金投資を開始しています。

他の理由としては、株でリターンを出すのは相当に難易度が高くなってきそうな雰囲気が出てきた気がすることも挙げられ、それも含めてアセットを更に分散して持っておきたいとの目論見もあります。

金はどの価格に推移するか見当が付かない

金は本当にどの様に推移するか皆目見当が付きません。米国でのETF金投資では有名な、GLDの2004年を基点としたチャートを以下に示します。

上図にはデータがありませんが、1970~1980年台には様々な国が金本位制から脱却することとなったため価格は下がり続け、2006年より前のGLDとしては40ドル付近という低い価格で推移しました。

その後は価格上昇に転じ、そこからリーマンショックを跨いで2013年までは好調でしたが、そこから再び価格の下落となっています。これはリーマンショックに伴う金融緩和によって危惧されていたインフレ懸念が後退したこと、そしてFRBによる金融緩和縮小の検討、その他の要因が重なりこの様な推移となっています。

この通り政策によって価格が変動しますし、情勢による要因もあるでしょう。そして金鉱脈が枯渇の一途を辿ると値が上がる可能性がありますし、逆に超巨大鉱脈が多数発見された等のニュースが出れば暴落だってあり得ます。

金への投資をしておきながらこう言うのは少々恥ずかしいですが、つまり金の投資は難しすぎてワケが分かりません。株と同様に、見通しが難しい世界を歩むのと同じ感覚です。

保有率は1~5%の範囲でゆっくりと積み立てる

今後についてはプラチナは一旦様子見として、金を主体で定期的に買い付けを行っていこうと画策しており、その割合としては全資産中の1~5%の中で保有するように調整する見込みです。

ちなみに今回購入したETFは以下の2銘柄です。(リンク先は当ブログのETF評価ページです)

そして最後に、コモデティは信託報酬などのコストを取られていくためシビアな投資となりそうですが、ETFを用いてボタン一つで金投資の実績を積めるという恵まれた環境に感謝しての投資を行いたい所です。また機会があれば個別記事を上げるかもしれません。

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