SBI証券の手数料をアクティブプランへと変更-日本のETF少額買い付け時には親和性のあるスタイルとなる

私はメイン口座をSBI証券として使用しており、特定口座で日本の株取引において売買を行う際にはそれなりの価格の個別株を定期的に購入していたため、スタンダードプランを選択して取引を行ってきました。

ですが最近は個別株を購入する機会が減り、代わりにETFでの買い付けが増加しています。これは個別株による大きな価格変動の緩和を目的としており、つまりリスクを避ける方向へと走っています。

ただETFにもそれぞれ特徴があり、その中でも特にセクター的に気になるものが複数存在します。特に高配当系ETFは金融系や自動車関連系に偏りが出ていることもあり、場合とスタンスによっては他のETFと複合しての購入も検討する必要があると考えています。

そのため様々なETFを買い付ける必要が出てきたのが私の状況で、しかも目標とするのは時間分散のつみたて投資としており、つまり複数銘柄と時間分散を実行すると約定回数が嫌でも多くなることは必須であり、それは手数料地獄へと繋がります。

そもそも株取引においては、手数料によって大きくパフォーマンスに変化が出る時があります。頻繁に取引を行う場合は特にその影響を受けますが、通常の保有でも手数料で差が出てくることもしばしばです。

ノーロードの投資信託を購入すれば問題は解決するのですが、しかしETFは即時売却が出来る流動性の利点があったり、特徴の尖った商品も存在し、分配金の出さない投資信託と比較すると余計な課税は掛かりますがインカムとして手元にお金が入る特徴も捨てがたいです。

そのため特定口座でETFの分散つみたてETF投資したいけど、どうしようかと考えていたところ「あっ、試したことないけど、アクティブプラン、いいよね」となりました。




ETFは約定価格が抑えられており、アクティブプランとの親和性が高い

日本市場で購入可能なETFには一回の約定で最低10万円以下に抑えられる商品が多く、モノによっては1000円単位での購入が可能なETFがあります。

そのような銘柄にはSBI証券や楽天証券などのアクティブプランが非常に強みになってきます。何故なら10万円以下の買い付けであれば手数料が0円に抑えられるからです。つまり無料です。ホント証券会社さんの企業努力には頭が上がりません。

当然ながら私もアクティブプランに変更し、昨日は以下の超小型の買い付けを以下の様に行っています。

たった一口の購入ですが、手数料/諸経費等が掛かっていない事が分かります。

ちなみに10万円を超えるとこんな感じで手数料が取られます

まずアクティブプランにおける、現物取引の手数料体系を確認しましょう。

1日の約定代金合計額 手数料
10万円まで 0円
20万円まで 191円 (税込206円)
30万円まで 286円 (税込308円)
50万円まで 429円 (税込463円)
100万円まで 762円 (税込822円)
以降100万円増加毎に 400円 (税込432円)
ずつ増加

10万円以下は0円ですが、それを超えると税抜きで191円以上の手数料が掛かります。私はアクティブプランに初めて変更した初日から、その手数料が適用される取引をしたため以下の税抜き191円の手数料が掛かってしまいました。

手数料の適用の受け方としては、それぞれの約定代金の割合から手数料を振り分けられるイメージとなります。

なおこの加算は翌日未明に反映されるとの事ですが、私の実績では夜の24:00~24:30位の範囲で反映されました。恐らくバッチ処理等がタイミングよく行われ、この日は偶然その時間帯に走ったということでしょう。

そのため昼に取引を行い、その後は翌日に証券口座を開いた場合は取得単価が上がっている様な動きをします。

なお、正直なところ楽天を売らなければゼロコストとなっていましたが、NVMOの関連を抱えていたため決算を跨ぐのに躊躇し、200株のうち100株だけ売却しました。なお決算は悪くなく、次の日には値が上がるという動きでした。(震え声)

私のアクティブプラン初日では手数料が掛かってしまいましたが、ですが5回の約定で191円なら安いものです。スタンダードプランなら290円掛かるワケですから、かなりコストを削減できたと言えるでしょう。(虚勢)

ただアクティブプランは万能ではない

合計の約定代金が10万円より上の買い付けとなれば有料となることはともかく、ちょっと厄介なのはPTSでの約定となった際に手数料が掛かってしまう事です。

その概要について、まずSBI証券でのアクティブプラン注意事項を確認してみましょう。

※SBI証券のサイトより拝借

  • 約定回数に関係なく、1日の約定代金合計額に応じて手数料が決まります。
  • 約定がない場合は、手数料はかかりません。
  • PTS取引(SBI PTS)は対象となりません。
  • SOR対象銘柄のご注文についてSOR判定が行われた結果、私設市場(SBI PTS)での約定となった場合、「約定代金合計額」にPTS取引での約定代金が加算されて、手数料が計算されます。
  • 単元未満株(S株)は対象となりません。
  • 成行・指値・逆指値の区分及び執行条件にかかわらず同じ手数料体系となります。
  • お電話(注文専用デスク)でのご注文は、1日の株式約定代金合計額の対象となりません。

PTS(夜間)や単元未満株については仕方の無いことだと思いますが、赤字のところが非常に厄介な部分であり、日中での取引でも下手すると余計な手数料が掛かる可能性があるということです。つまり発注時にSORというシステムを利用するとPTS市場での取引となる可能性があります。

そもそもSORとは複数市場から最良の市場を選択して執行する形態の注文で、その対象の多くは東証、又はPTSが適用されることが多いです。しかし私はSBI証券でのスタンダードプランの実績として、個別銘柄を取引しているとたまにPTSでの取引となることがあるため、アクティブプランでもPTS取引に引っかかってしまう事も考えられます。

ETFでの買い付けでは稀な事象になりそうですが、この注意書きを見る限りでは確率がゼロとは言えず、以上によりSORで発注するのではなく、東証での取引で限定して発注するのが無難です。しかし毎回東証での発注は面倒ですよね。

でも私は暫くSORでの発注を連打して、PTSでの約定となり手数料が取られた実績が出来たら記事をリライトすることとしましょう。




スタンスによって強みにもなるため、試すこともまた一興かもしれません

ETFの少額買い付けなどに強みを持つアクティブプランですが、安い個別銘柄でもその威力を発揮するかもしれません。要は買い付け方法によってかなり差が出るため、自身のスタンスと要相談となります。

またスタンダードプランに戻したい時は当然あると考えますので、その際には以下の適用スケジュールを考慮して変更しましょう。

  • 月~金(23:29)までの変更手続き:翌日適用
  • 土、日の変更手続き:火曜日適用

例えばアクティブプランで月曜日の日中に取引し、当日の23:29までに変更すれば翌日の火曜日にはスタンダートプランで取引が可能となるので、かなり機動的なプラン変更が可能です。なお祝日に変更した場合は、土、日に変更手続きをした時と同様の動きになります。

使い方によって手数料の呪縛から解放されるアクティブプランは、状況によっては非常に強力な武器となる可能性を秘めています。もし皆様が、私の様にETFだけを少しだけ買いつけたい状況になれば、プラン変更のご検討は如何でしょうか。


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