20代初期のうちに老後までの金融資産目標を立ててお金を貯める必要がある

雑記

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お金を貯めるという行為はとても辛いですよね。何も考えずに普通に生活すると、お金はひたすら出て行く一方でまともに貯まりません。

もし貯めるのであれば、趣味は安い値段で済ませたり、食事会を断ったり、安い食材を買い集めて食費を削ったり、お昼はお弁当を持参して、ジュースは自販機から絶対に買わずに水筒を持参するなど、様々な手段を駆使して頭を使い、自身をひたすら抑制する必要があります。

その抑制もリスクが存在するわけで、食事会を断れば周りと仲良くする機会も失われ、趣味を安値で済ませて抑制すれば会話の話題が少なくなり、参考書などを買い渋り自身のスキルアップの機会を失ったりなど、様々な危険が存在します。

なお題名は私に対する戒めの言葉に近いのですが、20代前半のうちにお金の目標を立ててひたすらお金を貯める必要があったのに、それを特に理由や根拠もなく怠った期間があったことから、かなりの後悔をしている次第です。




今の世代は給与が不遇であるため、早くから将来の資産目標を立てる必要がある

特に今の世代は全体を通して給与が低いことから、規模の大きい優良企業に勤めていない限り凄まじい金銭的な制約を求められます。

おおよそ年収200万~400万の世代が多いですが、この環境の方々は将来を考えると相当なお金を溜めなければ老後か相当に厳しい事が予測されます。何故なら将来得る事が出来るお金も限られているケースが多いからです。

かくいう私もその世代とケースに当たるわけですが、どう考えても将来得るお金が余りにも少なすぎます。退職金もありませんから、現在手元にあるお金と未来のお金を足し算して、かつインフレの事を考慮するとどう考えても足りません。

もし結婚していた場合は共働きで500万~800となりますが、正直なところそれでもしっかりとした目標を立てなければ、お金は減る一方で難しいでしょう。

なお私が今のところ目標としている金融資産(現金や家などの不動産を含む)の計画としては以下の通りです。

  • 20代のうちに1000万
  • 30代のうちに2000万
  • 40代のうちに3500万
  • 50代のうちに5000万

上記で言いたいのは定年退職時(退職金なし)に金融資産5000万は欲しいということですが、実際のところはかなり希望が高すぎるので、50代のうちに2000万が貯まっていれば良い方かもしれない…とは覚悟しています。

もちろんこれは子供が居るとしても、これくらい持つと老後がマシになりそうだという目論見です。しかし環境によって人それぞれの部分はあると思います。

ただ何歳まで生きるかによってそれは異なってきますが、100歳想定でもこれ位は欲しいですし、それに到達しなければ80歳近くまで労働をやむなしとする必要もあります。今のうちに副業や事業を見つけて、継続的にお金が入る土台を作るように、考えておかなければならないかもしれません。

そもそも子供が居るかどうかで溜めることの出来る資金は異なってきますが、しかし20代のうちに目標を立ててブーストを掛けてお金を溜めなければかなり辛い将来を強いられることになるでしょう。

ただ実際のところは、20代の多くが1000万という金融資産を溜めると経済が回らず社会が崩壊するわけですが、このブログを拝見して下さっている方々はお金に知見のある数の限られている方々であることから、このような変なことを書いています。

そして私は年に十数回は世代間の貯金平均を見ていますが、非常にマズイと考えるのが20~40代の貯蓄が低すぎるということです。これは30年も経てば老後のお金がない世代として、社会問題として表面化する可能性が潜在していると見ています。

年齢を重ねるにつれてリスクが増えて出費は増えて行く可能性がある

歳を重ねることで直ぐ頭に思い浮かぶのが、健康的リスクです。私が30代になり非常に危機的に思ったのが、会社で同世代の方々に話を聞いていると病院に掛かる回数が圧倒的に増えてきたという事です。

今年は病院で20万使ったという話も聞くようになったため、体の劣化が始まりつつあることが恐怖でなりません。40代になればまた変わった世界が見えてくるのでしょう。

健康であるのはかなり大きな金融資産を保持しているのと同様と言えてしまう部分があるですが、ただそれによって長生きすることもリスクと言えてしまうのかもしれません。

私はタバコを吸っているため早く亡くなりそうですが、しかし投資に回した方が面白いからという理由でタバコを止める可能性もあり、そうなれば下手すると80歳まで生きてしまう可能性がありますし、がんとなって病院生活となるリスクも存在します。




親も、自身も、子供も、世代間の介護リスクもある

まず私としては、親についてもリスクを考慮しなければならないと考えています。それは体が動かなく状態となること、また痴呆症となる可能性が存在するため、その際には病院や介護施設への入居を視野に入れる必要が出てきます。そしてそのコストは家族で折半するか、一人っ子であれば自分が全て出さなければならない可能性もあります。

なぜこのような事を書くと言うと、数年前に老後を過ごしていた親族が脳卒中などで介護者2名を出す事態になったという体験があったからです。

その際に施設に入居するお金をどう工面するかという話になりましたが、幸いその親族は金銭的に余裕がある方々であったため、無事にお金の問題は無くなりました。厳密には昔から金融資産などを保持して、将来に備えて老後も働いていたことから事なきを得たという内容です。

話は変わって、私の方としては親にそれだけの資産的余裕があれば良いのですが、親元を離れている私ではその資産を把握することが出来ないこととため、生活している中で実は無くなってしまいましたというストーリーも考えられ、そうなった場合は援助の必要も出てかなり金銭的に積む可能性すらあります。これは私が年を重ねるにつれて危険性が高くなるリスクでです。

しかしこれは将来の自分に適合する内容であり、自身の子供が大人になった際はこの立場が逆転します。つまり子供から見ると、今度は私がリスクとなる番です。そうならないために投資や節約し、子供に負担を掛けないような資産を築くことを目標としています。

また次の世代にもそのリスクが存在するため、それを少しでも緩和するため私が今までに得た知見と、経済情勢やインフレを考慮した資産計画を子供に継承する必要があります。ですがそれは並大抵の努力では出来ないでしょう。

なぜなら、私を含めた兄弟は基本として親の言う事を聞かないスタンスでありました。そして自身の子供とはその遺伝子と業を継承していることに他なりませんから、素直に聞いて理解してくれるかどうかは怪しいと考えており、そのため長い年月を掛けて無理せず行う必要がありそうです。




終わりに

ただここまで切羽詰まって考えるのも精神的に追いやられてしまうことから、何事も適度に肩を抜きつつ考える必要があります。

そもそも金融商品に目を付けることが出来た皆様と私は幸運と言えることもあり、将来のリターンを増やす算段を得ることが出来ている状態です。

ただこれによって資産を減らしてしまう可能性もあるため怖いことこの上ないですが、私は焦らず出来うる限りゆっくりと資産を増やすことが出来れば、良いかなとは考えています。ただ個別株などで結構なリスクを取っていることはナイショです。

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