日本は生産性が本当に低いのだろうかと、懐疑的に思う時もある

日本は生産性が低いと言われていますが、これがどうにも良く分からない。

何故分からないかというと、周りを見ているとそうにも考えられない事もあるんです。何故なら最近は現場で働いている方の作業が、とにかく早いと感じるのですよね。

例えば、最近は職場や自宅等にて工事を依頼することが多いのですが、とにかく作業をする方の動きが早いのです。直ぐに施工を行って問題を解決して、次の案件に移るという流れがとにかく早い。ここ最近になって特に早くなっているのではないだろうか、と感じるのです。

そう感じたのは複数件ありますが、一つを挙げるとすれば、自宅のインターホンが壊れた時がありましたが、交換に掛かった時間は10数分でした。そして作業完了のサインを終えた後は直ぐに次の現場へと移っていくほどであり、この一連の流れがとにかく早いと感じた位です。

これは一つ一つの作業に流れが出来ているということや、案件に対するコスト削減が進んでしまっているため、それに対応する利益を出すために動いている背景もあるとは考えますが、それにしても次から次へと迅速に作業をする姿をみて、生産性が低いとは何なのかと考え込むことがあります。

そもそもですが、生産性というものは計算が非常に難しく、また複数あります。そして全てを簡単に算出できるものではない認識ですが、しかし一つの考え方として、資本や投資した額に対して、付加価値や労働時間を鑑みて幾ら稼ぐことが出来るか、というものがあります。

でもこれは良くも悪くも曖昧であって、日本で言うサービス(利益が発生しないもの)の領域は含まれにくいこと等、完全にその価値を図る事は難しく、またこれは話を複雑にしてしまいます。

また日本は平均的に所得が低くなっている反面、お金は一部に集中している印象があります。いや、これは日本だけの話では無いかもしれません。これも生産性に影響を与えていることも考えられます。

つまり、と結論をだすものではないかもしれませんが、今までの指標や考え方が通じなくなってきているのではと思う所があるのです。人口や経済の動態が大きく変わったため、その指標等の見方というものに変化が生じているのではないかということです。

そして最後に、生産性とは一つの指標になり得ますが、ただしこれに比重を高く置いて信じることが本当に正しいのかどうか、その考えを極端に傾ける事は大丈夫なのかどうか、懐疑的に思う瞬間がしばしばあります。


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