プログラミング必修化について思う事

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政府からプログラミング必修化の動きが加速しているようですね。

私はこの政策について中立です。導入に際して教育現場や子供たちに非常な程に負担となることが予測されてはしまいますが、将来を担う子供達のことを考えた際、役に立つ瞬間が必ずあると考えているからです。

そもそもプログラミング必修化は賛否があり、私は両方の意見に賛同しています。ですがプログラミング必修化に舵を切っている以上、その可否について記事を残すことといたしましょう。

では本記事では「賛同する面」と「否定する面」について記述していきます。

 

■賛同する面

次世代はさらなる情報化社会の加速が予想されます。それに付いて行くことが出来なければ、今後の人生で損をする局面が多くなることでしょう。

パソコンやスマホ、パッドなどを様々な機種がありますが、これらは元々プログラムによって動作しています。その上でさらにGoogleマップなどのアプリがあって、それもプログラムで動作しています。

これらの機種はCPUやメモリ、制御チップなどといったハードウェアとも連携して動作しておりそちらも相当重要なのですが、極論な話をするとほとんどがプログラムによって動作が成り立っていると言える部分もあるのです。

つまりプログラミングを学習し、そもそものプラグラムの動き方などロジックを取り入れることにより、より理解が深まり応用に繋がることが出来るという考えが私の中であります。

つまりプログラムというものは情報化社会における、基礎とする部分の一端にもなりうるという、少々極論かもしれませんが、私なりの視点です。

ものの成り立ち方として、「基礎」と「応用」が存在しますが、基礎は非常に重要であり、私の体感上もその理解の可否で大きく事の状況が左右する場面も多いです。応用からの応用も悪くは無いのですが、基礎を理解していなければそれも難しい局面が多数です。

方向性と分野を変えて言い換えれば、物事はまず基本的なとこから考えることが重要で、そこからどの様に展開すべきなのか、という事です。

そして今後の情報化社会において、様々な分野で情報機器を扱える人材が必要とされることでしょう。プログラミング必修化により少しでも知見のある方々が社会に出て、その一旦を担うことがあれば、ポジティブベースで考えて社会に良い変化を与えることが出来れば、私は非常に嬉しく思います。

プログラミングの需要は今後も続きます。この分野もAIの導入により幾分かの寡占が予測されますが、相当先までは人の手が介在することでしょう。

 

■否定する面

私は仕事でプログラミングを行うこともあれば、それを指示することもあります。その中で日々常々思うのが、個人の「適性」の有無で成長が致命的に大きく分かれるものだという事です。

プログラムは複雑です。触れたことが無ければ画面に”HelloWorld”と出力することも相当な時間を要することだってあります。それに加え、データを処理させたりすると、プラグラムの分岐の量だってとんでもない事になります。

そもそものプログラムの考え方が特殊であるため、この領域は非常にニッチであるとも言えます。面白い!と思えるようでなければ成長は難しいのです。

どの分野においても言えることなのですが、この「面白い」と感じることができるプロセスが非常に重要で、興味と親和性に繋がることから以降の道筋に大きな変化点をもたらします。

つまり最初でつまづいて、面白くないな、と思ってしまった場合は以降の成長が閉ざされてしまいます。

私個人の体感上の話になりますが、プラグミングを仕事にする場合、特に仕事の初期の段階では家などで勉強する必要があります。それくらい複雑なため仕事の時間中だけでは追いつくことが難しいです。

つまりプログラミングが面白いと思えて、個人で勉強することも嫌いではない位のスタンスでないと、なかなか次のステップへ成長できないのです。

ただ理解できた時や、プログラムが思った通りに動いた場合は凄まじい程に面白く、勉強すればするほどに成長を実感できて、アハ体験的なものを常々出来るのです。ただ私は最近ではアハアハし過ぎてもう良く分かりません(笑

 

以上から、プログラムの考え方については適性が無ければ本当に理解が難しいです。先人の方々が今まで積み重ねてきた技術的な領域が余りにも大きく、そして異常な速度で進化し、そして考え方が特殊であり非常にニッチであるからと私は認識しています。

ただこの様に適性によって分かれてしまうため、子供たちの中で出来ない子、出来る子が極端に分かれてしまわないか、不安でなりません。

 

■終わりに

私は次世代の若い方々には非常に期待しており、あと10年もすれば私はその世代と入れ替わってお役御免になる可能性すらあると危惧しつつ、一部でそれを楽しみにしているフシがあります。

次世代に期待している理由としては、情報技術に小さいころから嗜むことが出来る環境が備わっているという点によるものです。

現在は情報技術が進歩したおかげにより、脳に取り込む情報量、そして処理する量が段違いであるため、脳の性能が拡張され、それは将来の思考・判断の拡張に繋がるのではないかと個人的に考えています。

私としては、次世代の方々が社会に出てどのような変化をもたらすか、現在のから老後の楽しみの一つであります。

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