大和証券グループ本社(以下より大和証券と省略)の株主優待が到着したため、ブログ記事を上げる事にしました。早速内容を記載して行きます。
カタログギフトを受領
2019年9月の権利日には1000株保有していたため、カタログギフトを受領することができました。なおカタログギフトの表紙は以下の通りです。
そしてページをめくると初めに目次があり、その次から商品の概要が記載されていきます。
ちなみに今回のカタログギフトは30個の商品から選択することができます。去年は50個の選択肢がありましたが、今回は20個の減少となり、30個になった模様です。
この大和証券の株主優待ですが、3月と9月の権利日に1000株以上を保有していればカタログギフトが年2回届くことになりますから、結構充実した内容の優待であると思っています。
しかし株主優待を取得するためには1000株と多く必要とすることから、2019年12月15日時点で一株551円であることを考えると、およそ51万円という安くはない資金を投入する必要があります。
過去には60万円が必要だった半年前と比べると、多少なりにも手を出しやすくなった感はありますが、価格と諸々のリスクに応じた株主優待と言えるのかもしれません。
ダイワのポイントプログラムを選択したが…
大和証券の口座には、ダイワのポイントプログラムというサービスがあり、そのポイントに応じて、大和証券のIPO抽選にて、チャンス当選の確率が上昇します。そしてカタログギフトの中には、ダイワのポイントプログラムを2000ポイントに交換できる選択肢がありますので、これによってポイントを蓄積させ、チャンス当選の確率を上昇させることができます。
そのため、今回もダイワのポイントプログラムを2000ポイント分と受領する手続きを、Web経由で実行しました。
しかしこのポイントプログラムは参った事に、廃止となることが予定されています。今回の優待で取得するポイントを最後に、来年の株主優待から取得できなくなることでしょう。
2019年9月の株主優待は
保有株式によって内容が変わり、それは以下の通り2パターンとなっています。ちなみに、前回の権利日となる2019年3月からは基本的に変更はありませんでした。
1000株~4999株
優待品 | 保有株式数 | |
1,000株~2,999株 | 3,000株~4,999株 | |
①名産品、雑貨(2,000円相当) | ①~④の中から1点を選択 | ①~④の中から2点を選択 (同一商品の選択可) |
②「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(2,000ポイント) | ||
③「会社四季報」(1冊) | ||
④寄付(2,000円相当) |
5000株以上
優待品 | 保有株式数 | |
5,000株~9,999株 | 10,000株以上 | |
①名産品、雑貨(5,000円相当) | ①~④の中から1点を選択 | 下記のAかBを選択
A:①~④の中から2点を選択 B:Web申込み限定品(10,000円相当)1点を選択 |
②「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(5,000ポイント) | ||
③「会社四季報」(2冊) | ||
④寄付(5,000円相当) |
コスパを考えれば1000株が一番良いのは事実ですが、当然ながら保有株式を増やせば優待内容がかなり充実してきます。
そしてこれは毎回気になってしまうことですが、5000株以上になると選択ができる「会社四季報」(2冊)の存在です。もし個人投資家である私が2冊の四季報を手に入れた場合、片方は私が使う用にするとして、残り一冊の用途については埃をかぶる事になりそうです。
大和証券の株主優待はオススメできるか
何とも言い難い状態です。お金に大きな余裕があるのであれば、取得も良いかもしれません。
しかし私としては、IPOの当選確率上昇を狙うことが可能なダイワのポイントプログラムが廃止されるため、1000株保有する利点が激減してしまった印象があるので、かなり複雑な気持ちがあります。
ちなみにですが、私は大和証券の株式を全て売却しています。つまり今回が、大和証券の株主優待を紹介する最後の記事となりそうです。
売却した理由については様々ありますが、何点かピックアップすると以下の理由となるでしょう。
- 10万円を超える含み損となってたが、ダイワのポイントプログラムによってIPO当選確率上昇によってその含み損を消すことが出来ると考えていたが、それが将来は出来なくなる予定である
- 景気敏感株であること、また各種優待が劣化傾向にあるため、経費が厳しくなっている印象がある
- 優秀なインデックスで運用している大和証券の投資信託の経費率が下がらないことから、運用の構造に難点が生じているのではないか
要は、ちょっと先行きに不安が生じたため、売却しましたという事ですね。ちなみに配当を含めたトータルリターンは-14万くらいなので、少し痛い投資結果となりました。
1年間ちょっとの間、お世話になった大和証券の株式を手放すのは寂しい気持ちもありますが、今後素晴らしいサービスが展開されるなど、大きな流れが出た時に購入できれば良いなと考えています。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。