3月の権利付最終日にオリックス株を保有すると頂くことが出来る株主優待を受領しました。早速ではありますが内容を記載して行きます。
株主優待カードとカタログギフト(Aコース)の株主優待を受領
2019年3月の権利日には100株保有していたため、株主優待カードと、Aコース(10000円分)のカタログギフトのパンフレットが届きました。そのパンフレットについては以下の通りとなります。
上記のパンフレットに記載されている36商品の中から選択する形式となっています。ただし今回は形式が異なり、Webからも申し込みが可能となりました。もちろん今まで通りハガキでの申し込みも可能です。
しかしこのWebとハガキは商品選択の際に異なる部分があります。それは希望する商品の差です。詳しく説明すると、以下の通りとなります。
- ハガキでの申し込み:第1~3希望まで記入する
- Webでの申し込み:第1希望のみ
今まではハガキでは第1希望が通らなかった場合、第2~3希望の商品が選択される形式でした。これは今までの優待と同一です。
しかしWebでの申し込みは第1希望のみとなっており、これから推察すると、Webでは選択した商品が届けられるという事です。このためハガキでの選択は基本的にオススメできないものとなりましたので、基本的に欲しい商品が届くであろうWebでの申込みが当たり前となってくるでしょう。
いやはやなんと言いますか、ここで個人的・集団的な技術力を示すタイプのデジタルディバイド(情報格差)のようなものが発生するとは思いませんでした。
ここで少し思ったのが、企業というのは常に適切な最新技術を活用しなければ生き残りが厳しくなってきた状況を考えると、その企業から株主優待というものを受領するということは、常に最新技術の活用の仕方を学んでおかなければ損をする可能性が高くなったという事かもしれません。
2019年3月の株主優待は
株主優待については3月の権利日のみとなりますので、つまり年に一回だけということになります。そして継続保有制度によってカタログギフトが強化される特性がありますので、以下の様な内容となります。
- 100株以上:株主優待カードと、カタログギフトAコース(5000円分)
- 100株以上を3年以上保有:株主優待カードと、カタログギフトBコース(10000円分)
継続保有で変わるのはカタログギフトのみになります。株主優待カードはオリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できるものになりますが、内容が多岐に渡るため今回は割愛します。
そして括弧書きで記入されているカタログギフトにおける金額の部分は、かなりブレのある印象があります。何故なら5000円近く考えられる商品もあれば、1万円近くの商品もあるためです。
このため利回りを考えるのであれば、商品を選択する際は市場価格を調べる事も必要かもしれません。いやしかし、そこまで気にするのは少し神経質かもしれませんね。欲しいものがあれば、それを選択するのが株主優待の醍醐味というものでもあるでしょう。
ちなみに私はマルカイチ水産のマスいくら醤油漬(800g)を選択しました。
オリックスの株主優待はオススメできるか
株主優待だけであれば、当然ながらオススメできます。ただし株価については目をつぶって欲しいところです。
オリックスは多角的な経営ではあるのですが、不動産や銀行、そして投資事業などを持っているため、総合して金融関連のサービス割合が強めです。このため景気に左右されやすい局面をもち、結果として株価は上がりにくい傾向にあります。ただし経営は上手いのですよね。今のところは厳しい展開ながらもなんとか利益を捻り出している印象です。
そしてPERは6~7%台くらいの低めを推移するため、商事株のような安めで放置される状態ではありますが、オリックスが持っているサービス的にこのPERは仕方が無いのかなという印象もあります。
ただし株主優待は素晴らしいものでありますので、オリックス株の印象としては、株価の上昇は限定的となり含み損も出やすいが、それを考慮した上での配当と株主優待を楽しむ玄人的な銘柄であると考えています。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。