ビックカメラと言えば、過去は株主優待のランキング上位に必ず見かける人気銘柄でしたが、今は他銘柄の人気に押されて陰りを見せています。しかしその強さは今も健在であり、株価が300~700円時代に保有している方はホールドを続けているのではないでしょうか。
今回はそのビックカメラの株主優待を受領したため、内容を記載して行きます。
2000円分の株主優待を受領
2018年2月には100株保有していたため、2000円分の株主優待を受領することができました。なお受領した優待券は以下の通りです。
合計1000円×2枚の優待券を受領しました。
この優待券はビックカメラ、ソフマップ、コジマ電気の3社の店舗にて使用が可能です。またオンラインショップでも使用することが出来ますが、この3社のうち、コジマ電気のオンラインショップのみが使用できません。
今回受領した優待券ですが、店舗に寄る機会があればエネループあたりでも購入しようかと考えています。今やどの機器にも内蔵型でUSBにて充電可能となるものが多いですが、無線マウスなどを含めて何かと乾電池を使用しているものが多いため、充電可能な乾電池は意外と使い勝手が良いのです。
2019年2月時点での株主優待は
保有枚数 | 基準日 | |
2月末日 | 8月末日 | |
100株~499株 | 2000円 | 1000円 |
500株~999株 | 3000円 | 2000円 |
1000株~9999株 | 5000円 | 5000円 |
10000株以上 | 25000円 | 25000円 |
100株保有しているだけで年間3000円の株主優待券を受領できるのは、何かと大きい影響があるのではないでしょうか。ただ200株など保有しても特に特典が無いかことから、100株だけ保有している方が優待利回りが高いです。
また100株~999株の間は8月の優待額が少なくなっていますが、これは長期保有制度によって額が変わるところが注意点です。その長期保有得点とは以下の通りとなっています。
保有枚数 | 保有期間 | 基準日 |
8月末日 | ||
100株以上 | 1年以上~2年未満 | 1000円 |
2年以上~ | 2000円 |
この長期保有得点は8月のみに適用されますので、つまり100株保有して1年間ホールドを続けていれば、8月の株主優待は1000×2で、合計2000の株主優待券を受領することが可能です。
長期保有制度は年に一回の恩恵となりますが、長い年月で持つとジワジワと効いてくる良い優待です。
ビックカメラの株主優待はオススメできるか
他の優待に押されて人気が落ち気味ではありますが、十分に良い優待と言えるのではないかと考えます。
この記事を記載している時点で予想PERは約11.54と高くなく、極端に変な高値となっているワケでも無いですし、会社の利益としても年々増加していることから、株主優待の改悪は直近ではまず無いだろうとも見て取れます。
何よりビックカメラの安心できる所は、攻めの姿勢を崩さないという部分です。他企業との提携や、新しい取り組みについても導入を随時おこなっている事が好感されます。
この優待と共に郵送された報告書には、新宿西口店に家電体験型のフロアを設置したとの記述がありました。ネットと店舗の住み分けを見越した試験を行っているようにも見受けられ、個人的には好感できる取り組みではあると感じる所があります。
またビットコイン決済についてはその導入に賛否両論がありますが、挑戦をやめないビックカメラにはそれなりの妙味があるのではないでしょうか。私については、ビックカメラは長期保有の一点張りですので、致命的な状況にならない限りは継続して保有し続ける予定です。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。