【投資信託】eMAXIS Neo ロボットの評価-海外のロボティクス銘柄に投資可能なファンド

今回のブログ記事はeMAXIS Neo ロボットの私的評価を記載していきます。

この投資信託はロボティクス関連の銘柄に投資可能である面白いものですが、AIを活用して投資を行っているという特徴もある、今後が楽しみなインデックス商品の一つです。

早速内容を記載していきますが、本記事のデータは2018年10月8日時点でのものとなります。

eMAXIS Neo ロボットの商品概要

対象インデックス Kensho Robotics Index
(配当込み、円換算ベース)
ファンド形態 ファミリーファンド
信託報酬 0.7776%
実質コスト 情報無し
販売手数料 ノーロード
投資信託の分配金 今のところなし
投資対象 米国とその他
銘柄数 34
純資産 5.05億円

純資産は5.05億円と少ないですが、設定日が2018年8月6日という商品であることから、少ない期間でこれだけの金額を集めることが出来たという観点では十分な程です。Kensho Robotics Indexという物珍しいインデックスを使用するものですが、これは企業の開示情報などの膨大な情報をAIにて処理し、米国市場に上場している世界各国の企業の銘柄を選定しています。

信託報酬は0.7776%と少々値が付きますが、テーマ株関連は信託報酬が高くなる傾向にあることから、致し方ない部分ではあります。

なお、分配金と実質コストについては若い商品であるため、まだ情報はありません。

また構成は以下の通りとなっています。

比率
米国 83.64%
イスラエル 5.15%
オランダ 3.76%
スイス 3.36%
イギリス 2.12%
スペイン 1.97%
セクター 比率
ヘルスケア機器・サービス 35.61%
資本財 22.88%
医薬品・バイオテクノ・ライフ 17.93%
半導体・半導体製造装置 11.77%
耐久消費財・アパレル 6.54%
エネルギー 2.40%
自動車・自動車部品 1.50%
テクノロジ・ハードウェア 1.38%

eMAXIS Neo宇宙開発と同様に、圧倒的にアメリカで構成されています。そして構成銘柄でもその部分が見えてきますが、事業の一部としてロボティクス関連に携わっているくらいの銘柄もあります。なお構成として小型株が多く、その比率は約70%となっています。

そして一部に自動車関連の銘柄が含まれており、今後の比率がどのように変化するか楽しみな部分があります。

次に構成銘柄を確認しましょう。

出典:eMAXIS Neo 宇宙開発 月次報告書

上位10銘柄の多くはヘルスケア機器で占められており、その他として一部民間に流れるロボット機器メーカで構成されています。最近のヘルスケアといえば遠隔医療ロボットなどがよく話題になっています。

ヘルスケア自体は人類の生活から切り離すことの出来ない非常に重要な分野であり、このセクターがあるからこそ人類は病気や事故で無くなる確率が軽減され、結果として人々が安心して生活できている状態です。

そのため政府的な観点、そして医療で人々を救うという重要な目的もあり、その他の様々な理由から結果として資金・頭脳・技術が集まりやすく、様々な機器が開発されるサイクルとなっています。

そして、そもそものロボットについてですが、極端な例を出すと猫型ロボット的なものを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。ですがこれは超が付くほどの多目的ロボットであり、会話、思考、移動、作業など何でも出来る万能ロボットです。

しかし皆様もご存知の通り、昨今の技術では多くのロボットが一つの機能に特化したものしか作成できず、2種類以上の動作を可能とするものは中々存在しません。ただロボットにおける動作のカテゴリ分けというのは、そもそも分類方法がグレーであるためその評価が非常に難しいのですが、ただ現状として多目的というロボットは中々お目に掛かれないというのが現状です。




このKensho Robotics Indexのトータルリターンは

2013年6月 ~ 2018年10月のデータになりますが、この期間で100ドルから200ドルとなっていることから、5年間とちょっとで約合計100%のリターンがあったということになります。ただeMAXIS Neo宇宙関連の方は同様の期間でリターンが200%であったため、ロボット関連は少々弱いと言えるかもしれません。

しかし年率にするとざっと毎年11.5%近くのリターンであるため、十分に高いリターンであると言えますが、トランプラリーの恩恵もあって後半では角度が急上昇していることを忘れてはなりません。

AIで選定した銘柄が実績を上げている点は素晴らしく、世界に存在する情報を基に今後も適宜ポートフォリオの構築を行っていくことでしょう。




総括

構成銘柄が少ないことから非常にシャープな投資になりますが、AIの選定した銘柄がどこまで利益を伸ばすことが出来るかは、かなり長期でチェックしなければ分からないでしょう。

ただ今後もロボットは人々の生活に重要な役割を担うことになるため、かなりの超長期で見ればそれなりのリターンをもたらす可能性はあります。

そして米国市場のロボット関連株を個人で投資することは非常に難しく、その銘柄選定については相当のリスクと膨大な時間の消費を伴います。その作業をAIが引き受けてくれるというのは、画期的な部分であると言えるのかもしれません。

また現状はヘルスケア関連の銘柄へと比率を高めに投資する方向ではありますが、ただ時間が経つにつれてその構成が変わることも考えられます。その時はロボット業界に革新が起こっていることが想定されるため、もしかするとその流れに乗ることが出来るかもしれません。

ただしAIが誤った選択をしないことが前提の一つになることもあり、言わばこの投資信託の可能性を信じることも、投資する前に必要な覚悟かもしれません。

■終わりに

投資信託の評価記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時に見て頂ければ幸いです。

・投資信託 評価記事一覧

そして月並みではありますが、投資は政治・経済に大きく左右される先の見通しが極めて困難で混沌とした世界であるため、確証が得られません。そのため投資は自己責任でお願いしてしまうことをご容赦ください。


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