S&P500に投資できる商品とおすすめは【投資信託・ETF】

S&P500と言えばバフェット氏が連想されるのですが、今回はそれをさておいて、この株価指数は記事を書いている時点でもリターンが優秀です。なおNYダウとの10年リターンを比較してもおよそ10%近くと近似しており、その強さが伺えるでしょう。

また本記事については商品の注意事項があります。S&P500と名が付くだけの物であれば派生商品が多数存在することです。例えば以下の商品です。

  • 2044 NEXT NOTES S&P500 配当貴族(ネットリターン) ETN

こちらはS&P500の構成銘柄のうち、25年以上連続して増配している株式を対象とした均等加重型の株価指数を目標としたものであり、いわゆる派生商品です。

今回に関しては、純粋にS&P500へ投資することを目的とした商品群を紹介していきます。

また注意事項として、本記事は2018年7月22日時点での内容となります。

 

■S&P500とは

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している米国の株価指数です。米国に上場している銘柄から500銘柄を抽出し、その株価より算出される時価総額加重平均型株価指数となります。NYダウに続いて非常に有名な株価指数であり、米国の投資だけでなく、世界的な指標の一つとして扱われます。

また加重平均のため、例としてAmazonのような極端に値の高い株が数個だけ存在しても、完全ではありませんがある程度は影響が軽減される仕組みとなっています。ただ現状では極端に値の大きい株が数銘柄と存在するため、その偏りが指摘されつつあります。

またこの500銘柄に選定される基準は非常に厳しいものであり、業績の健全性もさることながら、その銘柄の流動性等も含まれており、何十年とこの指標に選定され続ける企業は多くありません。

そんなS&P500ですが、購入可能な商品を以下の流れで紹介していきましょう。

  • 投資信託
  • ETF



■投資信託

名称 委託会社 信託報酬 純資産
iFree S&P500 インデックス 大和証券投資信託 0.243% 53.27 億円
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際投信 0.1728% 5.72 億円

投資信託は2商品しか無いため選択は限られています。

しかしiFreeより後発で発売したeMAXIS Slimの信託報酬が安いです。純資産についても2018年7月3日が設定日であることを考えると、すでに約5億に達している凄まじい増加率から数か月後には30億以上となることが予想されるため、純資産が少なすぎる事による償還リスクも低くなる事でしょう。

私は少し前までiFreeを購入していましたが、主に信託報酬の観点からやはりeMAXIS Slimが有利になってしまうため、最近はこちらの方を積み立てています。

なお、両方とも若い商品であるため現在のところ詳細なリターンの情報は定まっておりませんが、冒頭での説明から付け加えるとすれば米国株etfでの商品から見ると10年リターンでは約10%となっております。

ただ今後、本商品がどの様に推移するかは市場の環境次第と言えるでしょう。

 

■ETF

市場 コード 名称 会社 経費率(税抜き)
日本 1547 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 日興アセット 0.16%
2521 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり 日興アセット 0.15%
1557 SPDR S&P500 ETF ステートストリートGA 0.09%
1655 iシェアーズ S&P500 米国株 ETF BlackLock 0.15%
米国 VOO バンガードS&P500ETF Vanguard 0.04%
IVV iシェアーズS&P500 ETF BlackLock 0.04%
SPY SPDR S&P 500 ETF ステートストリートGA 0.09%

日本で購入する場合ですが、1557のSPDRの経費率が一番低く長期保有の場合に適していると言えるでしょう。また売買数も比較的多く、流動性も多い方だと言えます。

変わって1655はIVVを買い続けるという商品です。こちらも経費率が極端に悪いわけではないのですが差を感じてしまう所はあります。しかし楽天証券において、東証で発売のiシェアーズ全商品の購入において2018年6月6日より無料となったため、比較的に短期の売買には強いと言えるかもしれません。

ただ1557以外の商品に言える事なのですが、一日に売買される数が少ないため流動性が極端に低いのが欠点です。

 

米国で購入の際はSPYも悪くは無いのですが、信託報酬の関係からVOO、IVVのどちらかの購入で良いと言えます。純資産はVOOの方が多いのですが、それだけで差はほとんどありません。




■お勧めはやはりeMAXIS Slim米国株式(S&P500)

S&P500のインデックス投資において、本記事で紹介した商品でベストであると私が考えるのは、やはり課税繰り延べの観点と、信託報酬の少なさから投資信託のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)となるでしょう。ただ東証で購入する場合は長期投資という観点においては1557がおすすめとなります。

 

■終わりに

S&P500は非常に良い商品となるのですが、今後は市場の環境によってNYダウとの差がどの様に付くのか私は注目しています。

最終的、というのは言葉が難しいのかと思いますが、場合によってはリターンに差が付く可能性もあるでしょう。

また参考として、NYダウのインデックス投資における商品も紹介しておりますので、以下もご参考に頂ければ幸いです。

●NYダウインデックス商品紹介


スポンサードリンク