旅行は記憶のチェックポイント

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また今日は旅行っていいよねとか、記述するだけの内容です。

 

■記憶の空白期間はホント厄介

私の場合、日々同じ作業や同じ生活で印象の無い淡々とした人生を続けていると、その期間は無かったことのように思い出しづらい事があり、言わば感覚の薄い領域に対しては、ZIPファイルのように圧縮が掛けられているのではないかという感覚が陥ることが良くあります。

過去にどんなことをしてきたか思い出すと、その無味無臭な空白期間が多ければ多いほど「今まで何やってきたのかなぁ」と虚無に襲われることが多々あります。

私の投資人生に関しても、多くはSBI証券のHYPER SBIアプリを起動して、自身のポートフォリオがプラスかマイナスか、ただそれを眺める作業がひたすら続くような作業でした。

何と言いますか、投資というものが一つの枠組みでルーチン化してしまい、これがまた空白期間が生じさせるようなイメージでしょうか。

投資人生で何をやってきたかパッと思い出すと、相当過去に仕手株に手を出して-4万円の損を食らうという非常にしょーもない過去が一つの記憶として出て、それ以外が本当に何をやったか思い出すのに時間がかかるくらい、私の中では投資の記憶に対する曖昧化と空白化が始まっていると、恐怖すら覚えます。

 

あともう一つ、社会人の初めの頃は仕事ばかりだったため、一番最初に思い出すのが仕事の思い出です。当然ながら仕事は基本的に良い記憶より悪い記憶が多数を占めることが多いです。パッと思い出すだけで良い思いが直ぐに出るというより、どちらかと言うと嫌な思い出が直ぐに出てきます。

その時はちょうど経済的にあまり良くない時期であったため、経費削減の影響による人員削減に関わる話、それに伴う周りの方々が次々と転属されるようなドロドロした職場環境が思い出されるといった所でしょうか。

 

思い出す時の状況と環境で変わることもありますが、私の記憶はこの通り、年単位などの期間に区分けされ、一番強烈に印象に残ったものが一番最初に出てしまいます。

 

■旅行で虚無を塗りつぶす

旅行は初めて見る景色、初めての経験から衝撃を受けることばかりです。

通常は見ることの無い、山、海、川などの情景、そして壮大な人口造形物、感じたことの無い音や熱など、自身の体中のセンサで取り込むことにより、普段はでは味わえない感情が溢れます。

これらは印象に強く残り、生涯忘れることの無いくらいの記憶として刻まれることが多いでしょう。つまり、その時点での記憶のチェックポイントとしても作用することがあるわけです。

私は去年は何をしたかな…と考えたときに、大体旅行での思い出がでて、そこから別の記憶が展開されていく事が多いです。また「去年はあそこに行って楽しかったなぁ、その前はあそこに…」と、空白期間を感じることも少なくなります。

つまり旅行での鮮烈な記憶が虚無を埋めてくれる状態であり、また、仕事での悪い記憶があったとしても、旅行での楽しい思い出が真っ先に浮かび、上塗りしてくれるとも言えます。

 

この通り、私の場合は旅行が記憶の中で重要な役割を果たしています。

ただ旅行は結構なお金を消費し、それは投資資金からの捻出であるため、お金だけで考えると機会損失になるかもしれません。でも、やめられない。

とはいえ、私は多くて年に2回行くことにしています。

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