ビックカメラと言えば、過去は株主優待のランキング上位に必ず見かける人気銘柄でしたが、今は他銘柄の人気に押されたため、ランキング等で見かける機会が減ってしまいました。しかし優待券は使い勝手が良く、それなりに素晴らしいものではないかと考えています。
今回はそのビックカメラの株主優待を受領したため、内容を記載して行きます。
3000円分の株主優待を受領
2019年8月には100株保有していたため、3000円分の株主優待を受領することができました。なお受領した優待券は以下の通りです。
合計3000円分の優待券を受領しました。なお内訳としては以下の通りとなっています。
- 通常分:1000円×1枚
- 長期保有分:2000円×2枚
この優待券はビックカメラ、ソフマップ、コジマ電気の3社の店舗にて使用が可能です。またオンラインショップでも使用することが出来ますが、この3社のうち、コジマ電気のオンラインショップのみが使用できません。
今回受領した優待券ですが、無線マウスあたりを購入する分に使用することを考えています。私の使用するマウスはホイール部分がヘタってきていて、回転させてもたまに操作を受け付けていないことがあって、何かとやきもきすることが多いのですよね。
2019年8月時点での株主優待は
保有枚数 | 基準日 | |
2月末日 | 8月末日 | |
100株~499株 | 2000円 | 1000円 |
500株~999株 | 3000円 | 2000円 |
1000株~9999株 | 5000円 | 5000円 |
10000株以上 | 25000円 | 25000円 |
100株保有しているだけで年間3000円の株主優待券を受領できるのは、何かと大きい影響があるのではないでしょうか。ただ200株など保有しても特に特典が無いかことから、100株だけ保有している方が優待利回りが高いです。
また100株~999株の間は8月の優待額が少なくなっていますが、これは長期保有制度によって額が変わるところが注意点です。その長期保有得点とは以下の通りとなっています。
保有枚数 | 保有期間 | 基準日 |
8月末日 | ||
100株以上 | 1年以上~2年未満 | 1000円 |
2年以上~ | 2000円 |
この長期保有得点は8月のみに適用されますので、つまり100株保有して1年間ホールドを続けていれば、8月については通常分が1000円と、長期保有枠でさらに1000円となり、つまり合計2000の株主優待券を受領することが可能です。
長期保有制度は年に一回の恩恵となりますが、長い年月で持つとジワジワと効いてくる良い優待です。
ビックカメラの株主優待はオススメできるか
株価の動き方は何とも言えませんが、優待としては十分に良いものと言えるのではないでしょうか。
ビックカメラの子会社は12社ほどあるのですが、その中で個人的に少しばかり気になるのは、コジマとソフマップの動向です。特にソフマップは過去と比べて落ちている傾向にあったということもあり、少々気になる部分ではあります。
コジマについては昨今は回復基調にあり、ここ数年は頑張って利益を伸ばしている印象です。コジマの株価は冴えませんが、このまま利益を増加させて頑張って欲しい限りです。
しかしビックカメラについては小売業であり、10%への消費税増税によってどれほど利益に影響を及ぼすのか、その領域が見えにくいこともあって、注意が必要ではあると考えます。
あとこれはあまり関係のない内容ですが、paypayの「100億円あげちゃうキャンペーン」が展開されていた頃、利益率の低いapple製品やゲームなどに利用が集まり、結果として売り上げは上がったが、しかし純利益が下がったという背景があるったようですね。全てでは無いと思いますが、小売業から見てapple製品とゲームの利益率が低い事を始めて知り、少々驚いた瞬間でした。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。