つみたてNISAがプラスになった際にやることは、現段階では何も無い

雑記

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今回はつみたてNISAが含み益(利益がプラス)となった際の対応について記述する訳ですが、結論から申し上げますと、タイトルの通り現段階でやる事は特に何もありません。つまり本記事の目的としては、売却はしない、そして保有を続けるという選択肢を促したいことがあるという事です。

私の投資を始めた頃の経験では、個別株等で含み益が出た場合は売却したい衝動に駆られるという経験がありました。やはり目の前で利益が出ると、少しばかりそういった欲が出てしまうのですよね。しかし、これは個別株のケースであるため、この衝動によって売却するというのはある意味で正解となる可能性もあります。

しかしつみたてNISAで購入可能な投資信託の特性と、つみたてNISAの20年間という長期の非課税期間による強力な特性を考えると、話は全くの別物となります。

投資信託では配当金再投資も自動で行われますし、それによって複利も効いてくるという背景があります。しかし一番影響が大きいのは20年間という非課税運用期間であるため、つみたてNISAの売却を行った場合はその非課税運用期間を切り捨ててしまうことになるため、将来得る事が出来るかもしれない利益を捨ててしまう可能性があるのです。

そもそも20年間という期間によって利益が出るかどうかについては確定的に言う事は出来ませんが、今までの世界経済を見ると拡大の一途を辿っていることから、恐らく将来も利益が出る可能性があるだろう、という視点によるものが強い事は否定できません。

日本に住んでいる場合は、その拡大する経済の恩恵を受ける事が出来ているかどうかは実感が少ないものであるとは考えますが、しかし世界と言う視点では経済が拡大しているというのが一般的な見方です。

このため20年という長期で保有すると、更なるプラスに推移する可能性もあるという事です。もちろん逆のマイナスになる期間も当然ながらありますので、数年、もしくは経済状況が悪ければ10年という長い期間となる可能性だってありますが、前述の通り20年という長期で見た場合はプラスに推移する可能性もあります。

そして、つみたてNISAの「20年」という非課税期間は、その拡大する経済を背景として適切な金融商品を長期で保有すれば利益が出やすいという思想もあります。つまり利益が出ているからといって投資信託の購入から数年目で売却するのは、非常に勿体ない行為になりかねないのです。

つまり、つみたてNISAが始まったこの約2年目の段階で売却は非常にオススメできない、という事を記述したい訳です。もし売却したい衝動に駆られていた場合は、世界的に経済は拡大していく可能性が高いという事を踏まえ、それを信じて10~20年以上先の世界を信じて、継続的に保有していくというのは如何でしょうか。

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