【株主優待】大和証券グループ本社の優待を受領-2019年6月3日

株主優待

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大和証券グループ本社(以下より大和証券と省略)の株主優待が到着したため、ブログ記事を上げる事にしました。早速内容を記載して行きます。

カタログギフトを受領

2019年3月の権利日には1000株保有していたため、カタログギフトを受領することができました。なおカタログギフトの表紙は以下の通りです。

そしてページをめくると初めに目次があり、その次から商品の概要が記載されていきます。

ちなみにカタログギフトは50個の商品から選択することができます。そして3月と9月の権利日に1000株以上を保有していればカタログギフトが年2回届くことになりますから、結構充実した内容の優待であると思っています。

しかし株主優待を取得するためには1000株と多く必要とすることから、2019年6月4日時点で一株467円であることを考えると、およそ47万円という安くはない資金を投入する必要があります。

大和証券の株価は下がり傾向にあるため47万円となっていますが、60万円が必要だった半年前と比べると手を出しやすくなった所はありますが、そうであっても、価格と諸々のリスクに応じた株主優待と言えるのかもしれません。

当然ながらダイワのポイントポイントプログラムを選択

大和証券の株については、優待クロス忘れや、現金の用意が不可となり優待クロスが出来なくなってしまう状況に陥ることを恐れ、2019年の初めからリスク受容のもと現物で保有し続けていますが、この保有した目的はIPOのチャンス当選の強化です。

大和証券の口座には、ダイワのポイントプログラムというサービスがあり、そのポイントに応じて、大和証券のIPO抽選にて、チャンス当選の確率が上昇します。そしてカタログギフトの中には、ダイワのポイントプログラムを2000ポイントに交換できる選択肢がありますので、これによってポイントを蓄積させ、チャンス当選の確率を上昇させることができるのです。

そのため、今回もダイワのポイントプログラムを2000ポイント分と受領する手続きを、Web経由で実行しました。こういったネット経由で手続きが可能とするサービスを用意して下さっており、ハガキを出さなくて良いことは相当な時間コストを削減できるため、嬉しい限りです。

なお今回申請したポイントについては、9月末までに大和証券の口座に付与される予定です。ちなみにポイントは3年間の有効期限がありますが、ポイント自体も商品に交換可能であるため余すことなく使用できます。

2019年3月の株主優待は

保有株式によって内容が変わり、それは以下の通り2パターンとなっています。ちなみに、前回の権利日となる2018年9月からは基本的に変更はありません。

1000株~4999株

優待品 保有株式数
1,000株~2,999株 3,000株~4,999株
①名産品、雑貨(2,000円相当) ①~④の中から1点を選択 ①~④の中から2点を選択
(同一商品の選択可)
②「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(2,000ポイント)
③「会社四季報」(1冊)
④寄付(2,000円相当)

5000株以上

優待品 保有株式数
5,000株~9,999株 10,000株以上
①名産品、雑貨(5,000円相当) ①~④の中から1点を選択 下記のAかBを選択

A:①~④の中から2点を選択
(同一商品の選択可)

B:Web申込み限定品(10,000円相当)1点を選択

②「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(5,000ポイント)
③「会社四季報」(2冊)
④寄付(5,000円相当)

コスパを考えれば1000株が一番良いのは事実ですが、当然ながら保有株式を増やせば優待内容がかなり充実してきます。

チャンス抽選10回となる大和ポイントプログラム10000獲得への近道を辿るのであれば、大量の株式をつなぎ売りして優待獲得もアリかもしれません。

そしてこれは毎回気になってしまうことですが、5000株以上になると選択ができる「会社四季報」(2冊)の存在です。分厚い四季報が2冊分と届くことなりますから、個人投資家の場合は1冊を個人で使用することが想定されるとして、残りの1冊はどの様に使用するべきなのか、興味が絶えない次第です。

なおWeb申し込み限定品というものがありますが、これは優待を受け取るための専用Webサイトにアクセスすれば選択できるというものです。その商品例として、1000株保有時点での私の選択可能なものを見て行きましょう。

Webからだと50商品からではなく、上図の3品が追加されますので、つまり53商品からどれか一つを選択可能となるイメージですが、追加の3品はお菓子類で攻めてきているようですね。

大和証券の株主優待はオススメできるか

IPOでの影響力を高めるためにダイワのポイントプログラムが欲しいのであれば、つなぎ売りはアリと言えそうですが、大和証券の配当金は高いため、他の商品取得を目的とすれば、つなぎ売りは難しいものがあるかもしれません。

また株式を継続して保有する場合は、昨今の金融株における状況を考えると、かなりのリスクを背負うことになる印象です。

つまり経済自体の悪化が懸念され始めた状況があり、かつ市場環境の悪化から金融関連株の一部は利益が減少傾向となっています。そして大和証券も例外ではなく、売上高は増加したが利益は減少しているという、少々厳しい展開となっていることは否めません。また多くの金融株が長期的な下落傾向であり、セクター自体が苦境に立たされている印象もあります。これは個別株式において、配当利回りの高い順に並べると金融株が軒並み多い事から、その状況が垣間見える領域かと思います。

また2018年において大和証券は減配をしています。それは前年度から28円→21円と多めとなっているため、厳しい展開となっている状態が伺えます。ただし配当性向は前年度から41.9%から52.6%と増加していることから、ある程度の減配は避けての判断となったことが分かります。そのため株主に対する配慮というものは考えられており、この点は嬉しい所です。

しかし減配となる状況が続き、配当が0円となった場合には、株主優待の改悪も考えられるといった状況ではありますので、市場全体の状況に左右されやすい大和証券については注視する必要がありそうです。

ただ他社との連携も随時行っており、業務の拡大については怠っていない印象があります。そして大和証券が持つ投資信託にはifreeなど優秀なものがあり、かつETFにおいても他社を抑えての低コストとしているものが多いです。つまり他社と戦える商品が揃っているということです。

そして私個人としては、CEOである中田誠司さんの様々なインタビュー記事を見ていると「手堅い方」という印象を受けるため、特に信用がキモとなる金融業においては足堅く行く事が重要となりますので、そのしっかりとした経営判断に今後の期待を寄せ、私の含み損が20万を超えている状況であっても、継続して保有とする予定です。

最後に

優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。

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