リスクという単語は意味が複雑。表現として曖昧や漠然とした側面を持つ

雑記

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リスクという単語は英語のliskから来ていますが、このliskをそのまま日本語に訳すと「危険」という意味になります。ですがこのリスクという単語については、広い意味で解釈されていることが多いことがあります。

そして早速ですが、この意味を示すために2パターンの解釈を示しましょう。

例えば1パターン目を挙げるとすれば、日常生活で「リスク」という単語を耳にすれば、「危険が起こる可能性がある」というニュアンスで伝わる事が通常でしょう。つまり損害が発生する可能性が示唆されているとも言えます。

ただしもう少し入り込んで2パターン目を記述すると、リスクとは「将来何らかの事象が発生する可能性がある」という表現も昨今では存在し、これであれば「未来に、何か、起こるかも」という解釈になります。また何かと言う部分には、悪い事象として表現されることも多いですが、実は良い事象として表現されることも少しばかり存在します。

つまりリスクと言う単語については解釈が曖昧な部分があり、意味合いは状況や環境によって微妙に異なる場合がある、という事です。これが非常に厄介で、リスクという単語が持つ表現をその時によって上手く解釈しなければならないことも発生するのです。

リスクとは一般的に2つの分類がある

リスクには色々な分類があることは事実ですが、一般的には以下の2パターンによって分類されます。

  • 投機的リスク:利益と損失のどちらかが発生する可能性を指します。(株式など)
  • 純粋リスク:損失のみが発生する可能性を指します

つまり損失のみか否かによって2つに分類されるのですが、これを見分ける術は知識と経験によって叩き上げられた上で獲得されるものであるため、完璧に分類することは困難です。

そのためリスクという単語だけでは、投機的リスクなのか、純粋リスクなのか分類なのか分からないのが厄介な所です。

株式投資でもプラスの表現を含むと見受けられる場合がある

例えば現金保有リスク、株式保有リスク、債券保有リスクなど多くの表現が可能あり、考え方によって何にでもつける事が出来てしまうのがリスクです。

でもこのリスクとは何か?という内容について現金保有リスクで考えると、インフレによる価値減少のマイナスが考えられますよね。ですが逆に言うと、デフレによる価値増加というプラスも含むことがあります。

ただしこのプラスを含むかどうかについては否定的な意見もあることは事実で、状況によって千差万別ではあるが元々の単語の意味が「危険」ということもあり、私としてもどちらかと言うとマイナスとして見る事が多いのは事実です。

ですが物事は両局面を持つというのが常ですので、一件リスクという単語から読み取れる危険という意味を直視せず、その裏にあるプラスの可能性もあるという事を、忘れずにおくべきだと考えます。

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