【米国ETF・VHT】バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFの評価-医療関連銘柄に投資可能

2020年4月22日

今回のブログ記事は、バンガード・米国ヘルスケア・セクターETFの私的評価を記載していきます。

早速内容を記載して行きますが、本記事の情報は2019年1月29日時点での情報となります。

基本情報

対象インデックス MSCI USインベスタブル・マーケット
ヘルスケア25/50インデックス
構成銘柄数 355
分配金利回り 1.35%
経費率(信託報酬) 0.10%
分配頻度(基準月) 3月、6月、9月、12月
投資対象 米国

分配金利回りは低めですが、昨今のヘルスケア系は配当金を目的とするよりは値上がりが主体となりやすい傾向にあることから、この値でも十分な程です。

また構成銘柄数は355と多く、ヘルスケア大国としての一面をもつ米国さながらの銘柄数です。

信託報酬は0.10%ではありますが、セクター特化系のETFとしては低い状態です。

上位10銘柄

順位 保有銘柄 構成比
1 ジョンソン&ジョンソン 9.15%
2 ファイザー 6.76%
3 ユナイテッドヘルス 6.33%
4 メルク 5.37%
5 アッヴィ 3.69%
6 アボット・ラボラトリー 3.35%
7 アムジェン 3.33%
8 メドトロニック 3.24%
9 イーライリリー 2.95%
10 サーモフィッシャー・サイエンティフィック 2.37%

上位10銘柄の構成においては、ジョンソン&ジョンソン(J&J)の比率が最も多く、9%という大枠を消費しています。しかしJ&Jは医療機器メーカの分野だけでも世界首位である事を考えると、その比率は納得です。

しかしどれも超の付く大企業であり、成績が好調な銘柄を主体としていることもあって素晴らしい企業群が並びます。

セクター比率

順位 セクター 構成比
1 医薬品 30.7%
2 ヘルスケア機器 20.7%
3 バイオテクノロジー 19.6%
4 管理健康医療 10.4%
5 ライフサイエンス・ツール/サービス 6.5%
6 ヘルスケアサービス 5.6%
7 ヘルスケア用品 1.8%
8 ヘルスケア・ディストリビュータ 1.7%
9 ヘルスケア施設 1.6%
10 ヘルスケア・テクノロジー 1.4%

医薬品を主体とし、その次にバイオテクノロジーで構成されています。

医療を受ける際に使用されるもの、生活する上でも消費するものなど、私たち日本人でも気付かずに使用されていたものがあるでしょう。

家庭用品だけでなく化粧品など、様々な分野で日本人の生活に紛れ込んでいるのが、このヘルスケアセクターと言えます。

トータルリターンは当然ながら高い

今までの実績を確認することを目的として、VHTと、S&P500とのトータルリターンを確認していきましょう。なおデータはmyINDEXより取得しており、2018年12月末時点でのデータとなります。

ETF・指数 年率平均
1年 3年 5年 10年
VHT 3.4% 6.9% 10.2% 14.7%
S&P500 -4.4% 9.3% 8.5% 13.1%

2018年の12月末に市場の急落があったため、1年リターンのところで丁度良いデータが出ています。1年前までにはヘルスケアの成績が非常に高く推移しており、S&P500を上回る成績を残していた事から、その急落に耐えてVHTはプラス県内を維持しました。

基本的にヘルスケアはこの数年の間に成績が非常に良かったため、リターンが高くなって表示されます。長期で見てもS&P500より高くなることもザラです。

しかし3年は基準点の違いからVHTが低い状態となります。この数値が意味するのは、値が上がる時は上がる、下がる時は強く下がることもあるという事です。

ただ未来の市場環境は予想が付きませんので、今後のリターンについては注視する必要があると、言うべきところでしょうか。

総括

ヘルスケアセクターは今まで非常に好調で推移していました。人口が増加する限り需要も併せて増加する可能性が高いでしょう。

今までの成績を考えてもVHTは個人的には非常に注目しています。この分野においては需要が減るという事は中々考えられないためです。

しかし、当然ながらこの分野も新たな医療技術の進化やその他様々な要因によって経済構造も変わる可能性もあり、その場合はどの様にリターンに変化が出るかは未知数です。

ですが今までのリターンを信じるのであれば、ポートフォリオの一角に加えておくことも面白いETFでしょう。

終わりに

投稿した全ての米国株・ETFの評価記事を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時にご確認を頂ければ幸いです。

・米国株・ETF 評価記事一覧

また月並みではありますが、投資は政治・経済に大きく左右される先の見通しが極めて困難で混沌とした世界であるため、確証が得られません。そのため投資は自己責任でお願いしてしまうことをご容赦ください。