【米国ETF・QQQ】パワーシェアーズQQQはグロース株多めの攻撃力特化型

米国株

今回のブログ記事はパワーシェアーズ インベスQQQコトラスト・シリーズ1の私的評価を記載していきます。

早速内容を記載して行きますが、本記事の情報は2019年2月8日時点での情報となります。

基本情報

対象インデックス ナスダック100指数
構成銘柄数 103
分配金利回り 0.99%
経費率(信託報酬) 0.20%
分配頻度(基準月) 3月、6月、9月、12月
投資対象 米国

ナスダック100指数を用いますが、これはNASDAQ全銘柄の中で、金融株を除いた上位100社を対象としています。ちなみにNASDAQとは米国における新興株市場となります。

分配金利回りは低いですが、値上がり益を主体とするETFであるため少ないことは許容すべきです。

そして信託報酬は0.20%とほんの少しだけ高めに見えますが、このETFはグロース株の特化型ETFとなりますので、この値でも低い方と言えます。

上位10銘柄

順位 保有銘柄 構成比
1 アップル 9.72%
2 マイクロソフト 9.57%
3 アマゾン 9.43%
4 フェイスブック 4.86%
5 アルファベット C(Google) 4.62%
6 アルファベット A(Google) 4.06%
7 インテル 2.97%
8 シスコ・システムズ 2.79%
9 コムキャスト 2.20%
10 ペプシコ 2.11%

上位10銘柄の構成においてはハイテク系が多く支配しており、値上がりの見込める企業群を主体として構成するイメージです。

またアマゾン、フェイスブック、グーグルという無配当企業を高い比率で含まれています。

アップルやマイクロソフトなど、一部成熟しつつある銘柄もありますが、全体的にグロース株が多めで構成されています。

セクター比率

産業別構成 比率
情報技術 42.48%
通信サービス 23.05%
一般消費財 16.26%
ヘルスケア 8.83%
生活必需品 6.25%
資本財 2.50%
素材 0.35%
金融 0.28%

情報技術(ハイテク)が主体となっており、その比率はかなり高めです。

情報技術は成長株が多く、これは産業自体が成長過程であるということを考えれば納得が行くはずです。昨今では情報技術が目に見えて進歩していることを考えると、適切な投資で良いサービスを展開し、利益を増加させることが出来ているグーグルやアマゾンなどの企業が例として適切でしょう。

次にヘルスケア、金融大国の一面を持つ米国らしさが漂う金融と並びます。もちろんこの比率も市場の状況によって変化するでしょう。

大型グロース株で構成されている

種別 比率
Large-Cap Growth 60.79%
Large-Cap Blend 23.55%
Large-Cap Value 12.96%
Mid-Cap Blend 1.07%
Mid-Cap Growth 1.07%
Mid-Cap Value 0.55%

大型グロース株が60%を超えるという、かなりの攻撃力特化型です。

これがQQQの魅力たる部分になりますが、逆に言えばグロース株主体型であるため、景気後退や市場の急落時にはガンガン売られるという事にもなります。

トータルリターンは当然ながら高い

今までの実績を確認することを目的として、QQQとS&P500のトータルリターンを確認していきましょう。なおデータは2018年12月末時点でのデータとなります。

ETF・指数 年率平均
1年 3年 5年 10年 15年
QQQ -2.1% 12.1% 12.8% 18.8% 10.8%
S&P500 -4.4% 9.3% 8.5% 13.1% 7.8%

上記は年率でのリターンとなるため、もちろんマイナスとなる年もあります。

全体的にはQQQが利益を上げる事が出来ている状態で、S&P500より良いのでは?という印象を受けてしまいますが、これは2017年付近の異常な上昇相場によってこの値になっているという事を忘れてはなりません。

そもそもQQQはグロース主体であるため上昇相場に強く、2017年のような一方的な右肩上がりの相場にはめっぽう強い属性を持ちます。その強さをチャートで表すと、以下の通りとなります。

青がQQQで、紫がS&P500になります。

これは2017年を起点としたチャートになりますが、QQQが大きく上昇している事が分かります。S&P500を突き放す勢いであり、上昇相場では恐ろしい強さを見せるETFという事が分かるでしょう。

ですがグロース株となりますので、下落相場ではとことん下がる属性があることを認知しておく必要があります。

ボラティリティは高い。売られる時はガンガン下がる

QQQを表す特徴として、そのボラティリティの高さがあります。

今度は2018年を起点としたチャートですが、QQQが値上がりによって上昇したと思いきや後半にかけて急落し、2019年付近にはS&P500とさほど差が無くなっています。

この通り上げる時は上がるが、下がる時はとことん下がるというのがQQQの特徴です。そのため暴れるチャートがこのQQQを保有する際の注意事項となってきます。

総括

市場の環境が良ければとても良いリターンをもたらす素晴らしいETFですが、環境が悪ければその逆の状況となります。

そのためQQQは購入するタイミングでリターンが相当変わる印象です。つまり購入した後に暴落が起これば当然ながらリターンは長期でマイナスとなる可能性があるでしょう。

ですが波に乗ることが出来れば素晴らしいETFとなる可能性がありますので、その判断が難しい所です。

QQQはリスクが高いETFとなりますので、サテライト投資として低い比率から始めるのが得策でしょう。ただしその超攻撃力から場合によっては、リスクを取ってリターンを狙うことも出来る、と付け加えてもおきましょう。

終わりに

投稿した全ての米国株・ETFの評価記事を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時にご確認を頂ければ幸いです。

・米国株・ETF 評価記事一覧

また月並みではありますが、投資は政治・経済に大きく左右される先の見通しが極めて困難で混沌とした世界であるため、確証が得られません。そのため投資は自己責任でお願いしてしまうことをご容赦ください。

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