【米国ETF・IVV】iシェアーズ・コア S&P 500 ETFの評価-米国投資では検討すべき商品

今回のブログ記事はiシェアーズ・コア S&P 500 ETFの私的評価を記載していきます。

早速内容を記載して行きますが、本記事の情報は2019年2月6日時点での情報となります。



基本情報

対象インデックス S&P 500 Index
構成銘柄数 505
分配金利回り 2.03%
経費率(信託報酬) 0.04%
分配頻度(基準月) 3月、6月、9月、12月
投資対象 米国

分配金利回りは1~2%台とそこそこの値を推移するのがS&P500ではありますが、S&P500は少しばかりの配当金を受けつつ、値上がりを主体として見て行く傾向にあることから、この値でも十分だと言える程です。

また構成銘柄数は505としており、S&P500のベンチマーク通りの銘柄数となっています。分散性は十分な程であり、また多くは大型の企業群で構成されています。

そして信託報酬は0.04%と非常に低く設定されています。これは他社との競争によってこれだけ下げられたという事もありますが、S&P500に投資する商品には凄まじい資金が集まっていることも、信託報酬を下げる事が出来る理由の一つです。

上位10銘柄

順位 保有銘柄 構成比
1 マイクロソフト 3.56%
2 アップル 3.37%
3 アマゾン 2.93%
4 フェイスブック 1.77%
5 バークシャー・ハサウェイ 1.77%
6 ジョンソン&ジョンソン 1.56%
7 アルファベット C(Google) 1.52%
8 JPモルガン・チェース 1.51%
9 アルファベット A(Google) 1.49%
10 エクソン・モービル 1.28%

上位10銘柄の構成においてはハイテク系が多く支配しており、値上がりの見込める企業群を主体として構成するイメージです。一部日本に住む我々にとっては馴染みのない企業もありますが、どれも超が付く程の素晴らしい企業群です。

他にも米国ETFでS&P500に投資可能なものは豊富にあります。どれも僅かに構成比率において異なる部分はありますが、構成銘柄によって長期的にベンチマークから大きく乖離する所はありません。

セクター比率

産業別構成 比率
情報技術 20.16%
ヘルスケア 14.95%
金融 13.43%
通信サービス 10.28%
一般消費財 9.93%
資本財 9.54%
生活必需品 7.17%
エネルギー 5.52%
公益 3.15%
不動産 3.01%
素材 2.65%

上位10銘柄の方でも見えていた部分ですが、情報技術(ハイテク)が1位となっています。

次にヘルスケア、金融大国の一面を持つ米国らしさが漂う金融と並びます。もちろんこの比率も市場の状況によって変化するでしょう。



トータルリターンは当然ながら高い

今までの実績を確認することを目的として、S&P500のトータルリターンを確認していきましょう。なおデータはBLACKLOCK公式より取得しており、2019年1月末時点でのデータとなります。

ETF 年率平均
1年 3年 5年 10年 設定来
IVV -2.36% 13.97% 10.91% 14.93% 5.35%

上記は年率でのリターンとなるため、もちろんマイナスとなる年もあります。

1年リターンについては2018年の調整相場があったため、IVVでもマイナスとなっています。ここは致し方ない部分です。

しかし3年以上の長期となると、恐ろしいほどのリターンが得られている事になるのが、S&P500指数の凄い所です。人気が高く資金が集まる理由も納得です。

そしてVOOの記事と比較してデータを追加している部分があります。それは設定来です。設定来とは、このIVVが発売した時からの年率リターンを示す部分です。

このIVVは2000年5月15日から設定されていることから、つまりこの記事を記載している時点から19年近く経過していることになります。つまり、ここでは19年という歳月で年率5.35%というリターンとなった実績がある、という事を強調したいワケです。

3~10年のリターンでは10%を超えており凄まじいリターンである様に見受けられますが、景気サイクルが何巡かした場合はこれ程の数値に落ち着くという可能性があるという事です。

ただS&P500が長期では低いという事ではなく、どちらかというと優秀なS&P500でも超長期ではこの様な値に落ち着いたとの要旨です。

なおこの設定来という数値はその基準日によって大きく異なります。つまり私たちにとっては購入した日時によってリターンが異なる場合があるという事ですので、この設定来という数値には注意が必要です。

また景気のサイクルと言うものは常々変化する上に、今は情報技術の発展もあって構造は更に複雑化しています。そのため今後は景気サイクル自体が大きな変化を生じる可能性も高いことから、リターンの予測は実質不可能です。


総括

もちろんIVVは信託報酬が低いETFで、ドル建てでS&P500を保有するのであれば最適解の一つであると言えます。

他のS&P500に投資可能なETFとしては、SPY、VOOなどが挙げられますが、どれも秀逸なETFです。

どれを買えばいいかという解を見つけることは、購入時のスタンスなどによって変化する部分もあるので非常に難しいですが、超長期で保有したいという観点で私が助言するとすれば、何十年経ってもそのETF運用会社が存在しているであろう、という部分に注目を置くべきだと思っています。

SSGAのブランド力を信頼してSPYを買い付けるか、手堅いVanguardのVOOとするか、又はこのBLACKLOCK社のIVVを選択するか、この様な見方です。

ただし、そもそも米国ではDTCという株式管理組織があるためそこまで気にする必要はないのですが、ETF保有を継続という観点から記述しています。

終わりに

投稿した全ての米国株・ETFの評価記事を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時にご確認を頂ければ幸いです。

・米国株・ETF 評価記事一覧

また月並みではありますが、投資は政治・経済に大きく左右される先の見通しが極めて困難で混沌とした世界であるため、確証が得られません。そのため投資は自己責任でお願いしてしまうことをご容赦ください。


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