【投資信託】SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの評価

今回のブログ記事はSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの私的評価を記載していきます。

では内容を記載して行きましょう。なお、本記事の情報の多くは2019年10月6日時点での情報となります。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの商品概要

対象インデックス S&P500指数(円換算ベース)
ファンド方式 ファミリーファンド
信託報酬 0.0938% ※注
実質コスト 不明
信託財産留保額 なし
投資信託の分配金 不明(今のところなし)
投資対象 米国株
構成銘柄 508(VOOに基づく推測)
純資産 20億円

このファンド自体は、米国ETFであるVOOを購入するタイプの商品であり、言わば楽天VTなどの商品と似たようなものと考えて良いでしょう。

信託報酬の部分は※注としている理由は、このファンド自体が0.06264%であること、また購入対象となるVOOが0.03%であることから、この両者を足してこの数値となるためです。つまり総合して0.0938%が信託報酬になりますが、素晴らしい安さと言って良いでしょう。

構成銘柄については、VOO自体が508銘柄であるため、その数値を記載しています。

また2019年9月26日が設定日となるため、各データは出揃っていません。このため、主に実質コストなどの情報は不明ですが、初年度は少しばかり高くなる可能性も考えられます。

なお純資産については20億円ですが、設定日から見ると資金の流入は異常な速度であると言えます。このファンドが高い期待を寄せられていることが見受けられますが、Vanguardの中でも旗艦商品でもあるVOOに投資する訳ですから、その期待についても納得は出来ます。

上位10銘柄

順位 保有銘柄 構成比
1 マイクロソフト 4.32%
2 アップル 3.73%
3 アマゾン 3.00%
4 フェイスブック 1.82%
5 バークシャー・ハサウェイ 1.56%
6 アルファベット C(Google) 1.49%
7 JPモルガン・チェース 1.45%
8 アルファベット A(Google) 1.45%
9 ジョンソン&ジョンソン 1.39%
10 ビザ 1.28%

上位10銘柄の構成においてはハイテク系が多く支配しており、値が高い企業群が上位に来る構成です。これはS&P500自体が時価総額加重平均型であることが理由となっています。

日本に住む我々にとっては一部だけ馴染みのない企業もありますが、どれも超が付く程の素晴らしい企業群です。

セクター比率

産業別構成 比率
情報技術 22.1%
ヘルスケア 13.9%
金融 12.8%
通信サービス 10.5%
一般消費財 10.1%
資本財 9.2%
生活必需品 7.6%
エネルギー 4.4%
公益 3.5%
不動産 3.2%
素材 2.7%

上位10銘柄の方でも見えていた部分ですが、情報技術(ハイテク)が1位となっています。

次にヘルスケア、金融大国の一面を持つ米国らしさが漂う金融と並びます。もちろんこの比率も市場の状況によって変化するでしょう。

インデックスのリターン

この投資信託は1年に満たない若い商品であるため、このファンドが購入するVOO自体のリターンを見て行きましょう。なおデータは2019年9月30日時点でのデータとなります。

また注意点として、米国ETFの成績を参考することになりますので、為替の影響は考慮していません。

ETF 年率平均
1年 3年 5年 10年
VOO 4.25% 13.36% 10.8%

上記のデータは下落・上昇の年を平均した値になりますので、その点はご留意ください。

1年リターンは市場が荒れた期間を含みますが、何とかプラス圏を維持している状態です。ですがこれについては簡単にマイナス圏に沈む可能性もあるため、あまり参考には出来ないでしょう。

ですが5年となれば10.8%と申し分のないリターンです。2017年の強気相場による影響が乗っている部分があるため、非常に高く推移しているとも言えます。今後は良い年があれば年率3~6%となる事を想定するのが無難であると考えます。また前述の通り、このリターンについては為替の影響を考慮していないことも注意です。




総括

米国ETFでS&P500を購入すると言えば、必ずと言って良いほど選択肢として表れる程で、かつこれ以上の商品はないVOOを購入していく訳ですから、申し分ない投資信託と言えます。信託報酬も素晴らしい安さです。

ライバル商品としてはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が挙げられますが、こちらは信託報酬が0.165%となっており、提示された信託報酬としてはこのSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが勝っている状態です。しかしリリースされたばかりの商品であるため、この1~2年は実質コストによる闘いが予想されますが、それを超えれば落ち着いていくことから、評価が収束していくのではないかと推測されます。

ただし現状としては、S&P500に投資することを目的とした場合には申し分ない投資信託です。これ一本で良い可能性が高いとも言えます。

そしてS&P500の堅調さが続くのであれば、今後は類似する金融商品は増加するかもしれません。しかしその場合において、注目すべきは商品がどれだけ長く生き残ることが出来るか、という視点に移るかもしれません。例えば、S&P500の成績に揺らぎが出た場合はファンドから資金が流出を続ける可能性も考えられますので、それを耐えてどれほど長くファンドを維持できるのか、という事も含まれます。

しかし現状としてはVOOに投資するという観点から注目度も高く、長持ちしそうな商品だと期待が出来るという、所感はあります。

終わりに

全ての投資信託の評価記事を以下に貼り付けておきますので、お時間がある時に見て頂ければ幸いです。

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