すかいらーくホールディングスの株主優待を受領しましたので、内容を記載して行きます。
株主優待カード3000円分を受領
2019年6月の権利日には100株保有していたため、株主優待カードの3000円分を受領しました。そのカードは以下の通りとなります。
前期の株主優待は1000円×3枚となっており、枚数が多くて管理が面倒だと感じていましたが、今回は3000円×1枚とスリム化したようです。個人的には少しばかり嬉しく思うところです。
なお、すかいらーくレストランツ(Sガストを除く)と、ニラックス(一部店舗を除く)にて利用可能な汎用性の良い優待カードです。ただしこの優待カードは宅配では使用することが出来ず、その点は留意が必要です。
この優待カードは有効期限が長く、今回受領した期限は2020年9月30日と1年先まで利用できます。そのため下記の通り、利用を我慢すれば2期分の優待カードを利用できる点が良い所です。
- 2018年12月の権利日の優待券(利用期限:2020年3月31日)
- 2019年6月の権利日の優待券(利用期限:2020年9月30日)
要は利用期限が長いため、前期に受領した優待カードも期限内となるということですね。
また、株主優待のカードは忙しいなどの状況によって利用を忘れる事がしばしばありますので、利用可能な期間が長いと、思い出した時に期限が切れているという事故も少なくなるのが嬉しい所です。
2019年6月の株主優待は
保有株式数 | 贈呈金額(年間合計) | 贈呈金額(6月) | 贈呈金額(12月) |
100株~299株 | 6,000円 | 3000円カード×1枚 (3000円) |
3000円カード×1枚 (3000円) |
300株~499株 | 20,000円 | 3,000円カード×3枚 (9,000円) |
3000円カード×2枚 5000円カード×1枚 (11,000円) |
500株~999株 | 33,000円 | 5000円カード×3枚 (15,000円) |
3000円カード×1枚 5000円カード×3枚 (18,000円) |
1000株~ | 69,000円 | 3000円カード×1枚 5000円カード×6枚 (33,000円) |
3000円カード×2枚 5000円カード×6枚 (36,000円) |
上記はすかいらーくホールディングスの1年間における株主優待を示したものですが、12月は300株以上であれば大きい額の株主優待を受領することができました。300株以上保有していれば11000円分も受領できるという、良い意味で壊れた株主優待とも言えます。
そして今回の株主優待は、前期と比較して少しだけ内容が変わりました。冒頭でも少しだけ記述しましたが、1000円分のカードを廃止し、3000円と5000円のカードを組み合わせることによって、今までと変わらない優待金額を実現しているということですね。
実際にカードの枚数がスリム化したのは各所にメリットがあります。使用する側は管理が楽になること、会計する店員さんも1000円のカードの複数枚通して清算する…という手間が発生する回数が少なくなること、カード発行枚数が少なくなることから掛かるコストが抑えられることなど、様々なメリットが考えられます。
ちなみにですが、この株主優待カードは、カード残高がすかいらーくのサイトにて確認できます。いくら残っているかについて確認が容易なところも、このカードの良い所です。
すかいらーくの株主優待をどう見るか
すかいらーくは業績が芳しくないため、2019年の年間配当は38円→19円へと減配が行われたほど、経営は厳しい状態にある印象です。
今期の利益については横ばいに近い流れとなっており、良く言えば大きな減速は見受けられずヨコヨコに近いが、悪く言えば復調の兆しが今のところはない、といった所です。
外食産業は人件費の高騰などによって苦しい所もありますが、すかいらーくも同様の影響を受けています。また外食産業も徐々に大きく入れ替わりが発生する産業であるため、かなりナイーブな領域であるとの印象があります。
しかし個人的には、株主優待が存在している限りは株価ヨコヨコでも別に構わない、というスタンスです。年2回にすかいらーくの店舗で食べ放題などが楽しめると考えると、十分なリターンだと思うからです。
しかし、今後も業績が芳しくない状態が続けば株主優待に影響がある可能性が高いということ、またそれを目的とした個人株主が多くついていることが想定できるため、それなりに取り扱いが難しい銘柄であるという印象です。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。