カドカワの株主優待を受領したため、早速内容を記載して行きます。
カタログ形式の株主優待を受領
2019年3月には100株保有していたため、冊子から商品を選択するタイプのカタログギフトの様なものを受領することができました。なお、その冊子については以下の通りです。
そしてこのページを少しめくると、次のような選択可能な商品一覧が記載されています。
これは選択可能な書籍のページとなりますが、単行本、語学書、文庫、ライトノベル、マンガなどが選択できることになります。
選べる株主優待は後述するとして、意外とマンガ好きとかアニメ好きの方以外にも親和性のある株主優待では無いかと思います。しかし今回驚いたのは、cisさんの本が選択できるということです。これは1600円近くになりますから、大盤振る舞いと言えるのではないでしょうか。
今回の株主優待は
株式数 | コース名 | 数量 | 詳細 |
100株以上 (1年以上保有) |
書籍 | 3冊 | 書籍の中から3点 |
映像 | 1点 | DVD・ブルーレイから3点 | |
ムビチケ前売り券GIFT | 2枚 | カード2枚(3000円分) | |
BOOK☆WALKER | 2枚 | カード2枚(3000円分) | |
世界は食で | 1冊 | 左記の書籍を1冊 | |
奇跡のレシピ | 1冊 | 左記の書籍を1冊 | |
ボタニカム | 1冊 | 左記の書籍を1冊 | |
トートバック | 1点 | テレビちゃんトートバック1点 |
上記コースの中から、1点だけ選択が可能となります。
まず選択可能な書籍については、冊子に記載されているものから3冊を選択することが可能です。しかし1~5などの複数の巻が存在する書籍については1巻のみが選択可能であるため、その点は注意です。また書籍によっては値段が異なるため、選択したものによって利回りが変化してくる特徴を持ちます。先ほどcisさんの本について記述しましたが、これは1600円近くと高いことから、つまり選び方によって利回りが変化するという事になります。
ちなみに映像については17点から選択が可能でした。そしてムビチケ前売り券は中々良いもので、様々な映画館で使用することが可能です。またBOOK☆WALKERは電子書籍となりますので、この優待カードで3000円分を自由に購入することが出来ると考えると、人によっては使い勝手が良いものとなるでしょう。
しかしカドカワの株主優待は1年以上の保有が最低条件となっているため、少しハードルが高い印象があります。つまり今回の株主優待を受領するためには、2018年3月の権利日から保有し続ける必要があった、という事です。
そしてカドカワの株主優待は3年以上保有での長期保有制度がありますので、参考として2018年に配布された実績を確認して行きましょう。
保有期間 | コース名 | 数量 |
3年以上保有 | 書籍 | 2冊 |
ムビチケ前売り券GIFT | 1枚 | |
BOOK☆WALKER | 1枚 |
ちなみに私は保有からまだ1年しか経過していないため、今回の長期保有特典を受領することが出来なかったため、参考として2018年の実績を記載しました。またカドカワのサイトにも2019年の内容は掲載されていないため、後日調査の必要がありそうです。
カドカワの株主優待はオススメできるか
株主優待を単体で見た時には、1年継続保有してもよい程のものですよ、と言えます。ただし映画館が嫌いな方は、もしかすると避けた方が良いのかなと思う所はあります。
何故なら、もし好きなカタログの中に好きな書籍が無かった場合、映画という様々な作品を見る事ができるものに逃げる事が出来ないからです。ただし電子書籍のBOOK☆WALKERに良いものがあれば、その限りではないとは考えます。
またカドカワは経営に不安が残る所がありますが、底堅い部分はあるのではないかという印象があります。書籍とアニメ部門についてはツッコミどころがありつつも、全体的には上手くやっているとも言えますし、またゲーム部門は優秀なフロムソフトウェアを抱えており、それなりの強みを持つことも事実です。しかしニコニコ動画などサービスの運営には評価が難しい所があり、ユーザ数の増加に繋げる一手が乏しいことから、ここは不安要素を抱えていると言った所でしょうか。
そして業績については波があるため、株価の上昇は限られたものになる可能性が高いと言えます。つまりカドカワにある程度の愛があれば継続して保有が可能となる銘柄である、という印象です。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。