株主優待といえばANAの優待券、と言われた時代がありましたが、昨今では他銘柄の人気に押されてしまいました。
しかし今でもその底力は健在であるANAの株主優待を受領したため、内容を記載して行きます。
株主割引券を受領
2019年3月の権利日にはつなぎ売りで100株保有していたため、株主割引券1枚の株主優待を受領することができました。なお、受領した優待券は以下の通りです。
ANAの株主優待を使用すれば株主優待価格にて搭乗時することができます。
しかしこの優待券を使用してお得になるかどうかは状況によって変わります。数日前や数週間前という日が近い予約に関しては、半額近くで航空券を購入可能である優れものとなります。
ですが十数日以上などの先の予約に関しては、条件付きで安値で搭乗可能な予約プランが存在し、それは優待券を使用するより圧倒的にお得になる予約方法であるため、状況によって使い分ける必要があるでしょう。
また上記の画像に写ってはいませんが、ANAグループの店舗やホテルで使用可能な優待クーポン冊子も、併せて受領しています。
2019年3月時点での株主優待は
年間2回となる以下の権利月が存在し、それぞれ以下の株主優待を受け取ることが可能です。
- 3月:国内優待券 + ANAグループ各社・ホテル優待券(5月中旬に発送)
- 9月:国内優待券 + ANAグループ各社・ホテル優待券(11月中旬に発送)
国内優待券と、言わばクーポン冊子が年2回受け取ることが出来る、というものです。
そして国内優待券には、株式保有数によって受領枚数が異なります。その対応表は以下の通りとなります。
株式数 | 株主優待番号ご案内書 |
100株~199株 | 1枚 |
200株~299株 | 2枚 |
300株~399株 | 3枚 |
400株~999株 | 4枚+400株超過分 200株ごとに1枚 |
1,000株~99,999株 | 7枚+1,000株超過分 400株ごとに1枚 |
100,000株~ | 254枚+100,000株超過分 800株ごとに1枚 |
上記の表から言えることは、100株保有すれば年間2枚の優待券を受領することが出来るということです。
100株と保有枚数を増やすことにつれて3月と9月の権利月で1枚づつ増加していきますが、400株から枚数のハードルが上がる仕様となっているため、優待利回りを高めにしたい目論見があれば、400枚の保有で留めておくことが良いでしょう。
ANAの株主優待はオススメできるか
航空会社で株主優待を出しているところは複数社ありますが、一番大手で汎用性が高く、かつ企業自体の勢いがあるのはANAという事もあり、航空割引の優待券というカテゴリであれば、一番オススメしたい株主優待です。
ただし使用する便は人それぞれで、場合によっては別の航空会社を頻繁に使用する方も居るとは思いますので、状況によって株主優待券の強さが異なってくるという認識ではあります。
また数日前などの、直近の搭乗でのみ優待券の効果が発揮されるため、限定的な場面でしか使用できない事が欠点としてあります。そのため他の株主優待銘柄と比較した場合、優待取得に悩むといいますか、プライオリティが下がる場合があるというのは否めない事実です。
最後に
優待関連の記事一覧を以下に貼り付けておきますので、お時間のある際に拝見していただけますと幸いです。