米国債発行額の推移_2018年11月13日時点

国債

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米国債自体の発行状況を見ても金利の変化へと即座に結びつくことはありませんが、もしかすると今後の推移が多少なりにも見えてくる部分があるのではないかという考えから、この記事を作成しています。

2018年11月13日時点での国債発行額

まず年単位でどれだけの国債を発行しているのか、2009年から現在に掛けてのグラフで確認しましょう。

※単位:億ドル

2017年の発行額と比較すると2倍以上となっており、かなり強い勢いで国債発行力を高めているようです。

まだ2019年まで1ヶ月半を残している状態であり、その間に2010年の発行レベルまでに追いつくことは無いと考えますが、どこまで近づくか推移を見守る必要があります。

全て妄想の域になってしまいますが、法人税減税やレパトリ減税、金利上昇の悪い効果が出ているのかと頭にパッと浮かびますが、詳細は不明です。

国債発行総額の推移

そして次は、米国債発行総額における今年1年の推移です。

※単位:億ドル

グラフの最初の方が直線になっていますが、これは2月の初期まで横ばいで推移したためです。

年末に掛けて、例年通り徐々に総発行額が増えており21.7兆ドル付近にまで到達しました。実際のところは少々誤差はありますが、おおよその額としてそこまで到達していると見て下さい。

なお私が米国債にあまり積極的に投資をしていない理由は、米国債の発行量が増加しつつある点が非常に気になっていることから、現在のところは資金を投入していません。

発行額が増加すれば金利上昇の圧力にもなりますので、それは株式の方へも影響を及ぼします。しかし今後は何かしらの対策が講じられ、発行額が抑えられるようであれば資金の投入を考えるかもしれません。

しかしその対策は増税が考えられるため、その点も注意が必要となってくるでしょう。株式には必ず強い影響を及ぼすことが見込まれます。

そして米国金利の目標としては巷で様々な推測が飛び交っています。それは3.8%くらいではないかと予測する機関もありますし、5%台までと推測するアナリストも存在します。

そのため金利上昇局面であることを踏まえ、株式の投資はかなり難易度が高くなる印象です。会社の利益を前提に考えるという投資法も当然ありですが、市場の環境、そしてチャートの動きを前提としたテクニカルな投資技術が強く必要となってくる局面が来ているとの印象を、個人的には抱いています。

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