【IPO】大和証券におけるIPOチャンス当選の概要と株主優待を利用した当選確率アップについて

前回記事にて大和証券の株主優待が届いたという事で、その優待取得を行った理由が大和証券のIPOにおける当選確率を増やすためと書きました。

厳密には、2次抽選のようなものにて当選確率を上げるため、が正しい表現ですが、それが「チャンス抽選」というものに繋がります。

今回はその大和証券におけるIPO抽選の仕組みから、「チャンス抽選」における仕組みについて記述していきます。

 

■大和証券のIPO抽選の流れ

まず大和証券のIPO抽選の流れをざっくり説明すると、下記のように行われます。

  1. 抽選
  2. チャンス抽選
  3. 補欠より抽選

この流れになっています。他社になりますと、「チャンス抽選」というものは無く、大和証券特有の抽選システムとなっています。

また「チャンス抽選」に伴い、IPOにおける抽選状況を示すステータスも複数あります。種類を挙げると5種と多めですが、実質3種のステータスがあると思ってください。

状態 説明
当選 当選しています。すぐに購入の申し込みを!
チャンス当選
繰り上げ当選
補欠当選 いわば保留の状態です。購入申し込みを行い、補欠の抽選を待ちましょう。
選外 落選しました。

 

以上を踏まえ、もう少し抽選の流れを詳細に記述してみましょう。でも複雑なので、読み飛ばしても大丈夫です。

  1. 抽選:IPO申し込みの方全員に抽選を行う
  2. チャンス抽選:「チャンス当選」か、「補欠当選」または「選外」のいずれかを決定
  3. 補欠より抽選:「補欠当選」に選ばれた場合、「繰り上げ当選」か「選外」を決定

なお大和証券のサイトを見る限り、チャンス抽選に移行しないケースもあるようです。個人的にはそもそも枚数が少ないケースなのかな?と想像しておりますが、詳細は不明です。

※2018年6月12日 追記
単純に考えれば、応募数が抽選する枚数以下である場合、つまり人気が無かった時が一点あげられます。

 

この通り、大和証券のIPOは少々複雑な抽選となっています。




■「抽選」は3種類ある

IPOにおいて大和証券は大口の顧客に多くの枚数割り当てますが、個人への割り当ては20%であり、他社と比べると比較的に多めとなっています。

そしてこの20%から、下表の通り抽選における枚数が割り当てられています。

区分 IPO抽選に割り当てられる株数
抽選 15%
チャンス抽選 5%

この通りチャンス抽選は少なめです。ですが10000人分の枚数が割り当てられた場合、500もの数から抽選が行われるため、無視はできません。

そして、3種の抽選の概要についても見ていきましょう。

抽選の種類 概要
抽選 15%の中から「当選」を決定する
チャンス抽選 「抽選」にて、「当選」に至らなかった方を対象とし、5%から以下の条件より優遇措置を適用して抽選を行い、「チャンス当選」者を決定する

・「プレミアムサービス」のステージ状況
・「ダイワのポイントプログラム」のポイント残高

補欠より抽選 「当選」者の中から購入申込みの辞退者数に応じて、「購入のお申込み」を行なった補欠当選者の中から、繰上当選者を決定する。

この通り、「抽選」が1次抽選、「チャンス抽選」は2次抽選となります。

意味は少し異なりますが、「チャンス抽選」は敗者復活戦と言えるかもしれません。




■チャンス抽選の仕組み

ここが前回記事で私がこだわっていた所です。「チャンス抽選」から優遇措置を受け、当選確率を上げることを目的として株主優待を取得しました。

このチャンス抽選ですが、下記2点どちらかのサービスの適用状況を参照し、優遇措置を受けることが出来ます。

  • 「プレミアムサービス」のステージ状況
  • 「ダイワのポイントプログラム」のポイント残高

そして上記2つの状況に応じて、「チャンス回数」という優遇措置を受けることが出来ます。この「チャンス回数」は1~10回という数が設定されており、もちろん大和証券に認められるに従って回数が増える仕組みです。

この回数における「チャンス抽選」の仕組みにですが、まず回数に応じて個人に番号がランダムで割り振られます。その中からもっとも番号の小さい番号を選出し、抽選に掛けるという仕組みとなっています。

説明だけでは分かりづらいので、表を使っていきましょう。なお設定として、チャンス当選できる人数は2名とします。

IPO申込者 チャンス回数 番号
Aさん 1 4
Bさん 3 9、3、5
Cさん 6 2、10、1、7、6、8

赤字に示した番号が当選番号となり、Aさんは補欠当選か選外になるでしょう。

これは「Aさん:4、Bさん:3、Cさん:1」として抽選し、この中で数字の小さい2名が当選に選ばれるためです。

この通り、チャンス回数が多い方は当選の確率が上がります。しかし、Aさんのようにチャンス回数が1回でも、低い番号に当たれば当選することは可能なのです。

これがチャンス抽選の仕組みとなります。




■チャンス抽選の回数を上げるには

チャンス回数は下記2点の状況によって決定されます。

  • 「プレミアムサービス」のステージ状況
  • 「ダイワのポイントプログラム」のポイント残高


それではまず
「プレミアムサービス」のステージ状況について下表に示していきましょう。

プレミアムサービスのステージ 預かり資産 チャンス回数
プラチナ 5000万以上 10回
ゴールド 3000万~4999万 5回
シルバー 1000万~2999万 3回
無し 999万以下 1回

この通り預かり資産にてステージが決定されるため、相当の資産を大和証券に保有している方のみ受ることが可能な恩恵です。私のような一般の投資家では、まずステージは「無し」となります。

 

しかし、「ダイワのポイントプログラム」のポイント残高についてはまだ希望があるのです。表を見てみましょう。

交換ポイント残高 チャンス回数
10,000ポイント以上 10回
8,000ポイント以上 10,000ポイント未満 8回
6,000ポイント以上  8,000ポイント未満 6回
4,000ポイント以上  6,000ポイント未満 4回
2,000ポイント以上  4,000ポイント未満 3回
1,000ポイント以上  2,000ポイント未満 2回
1,000ポイント未満 1回

私は1000株取得したため、1回の株主優待を受けることでポイントが2000貰えます。つまり約2年半の期間、優待を取得し続けることにより10000ポイントをチャージすることができ、大和証券のIPOにおいて最高のパフォーマンスを出すことが出来ます。

ただしプレミアサービスの「 ゴールド」、「 プラチナ」のステージ以外の場合はポイントの有効期限が3年となるため、10000ポイントを継続するためには優待を受け続ける必要があります。

ですが株主優待は1000株と多めに保有しなければならず、2018年6月8日の時点で65万という金額が掛かるため万人にはオススメできません。株主優待を取得する場合はつなぎ売りを利用することをオススメします。

 

別にポイントを貯める方法として一つ上げられるのが、投資信託や株式の売買を行って手数料を支払いポイントを貯める方法がありますが、なんと税込み10800円の手数料を支払って100ポイントとなるため、一般投資家では相当ハードルが高いこととなります。

 

■終わりに

本記事は以上となります。今後は大和証券におけるIPO履歴を取り、チャンス回数増加に伴う、当選・落選の履歴をいずれ記事として上げること考えています。


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