8月中旬~9月末の売買履歴と所感

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9月が終了したため売買履歴を記載して行きます。

それでは早速内容を。

銘柄 取得日 売却日 損益(税別) 所感
8031 三井物産
(100株)【売却】
2018年7月25日 2018年9月18日 5052 日本株が上昇し、配当一回分以上の含み利益となったため売却。しかしその後は三井物産を含む商事株全体が息を吹き返したかのように値を上がり続けたことから、昔はこの株を私は持っていましたという、おセンチな気分になりながら指を加えて見てました。
1605 国際石油開発帝石
(200株)【売却】
2018年7月30日 2018年9月11日 1043 少しだけ含み益が出たため、8月のボックス相場を意識したため売却。少々長くなるため後述。
9281 タカラレーベン
(1口)【売却】
2017年12月29日 2018年9月11日 9577 固定売電制度の見直しのニュースが出て、ようやくテコ入れが来たと考えて売却。
それだけでなく、夏の間は台風などの自然災害リスクが致命的だと考えました。
4755 楽天
(200株)【購入】
2018年8月31日 ホールド 色々問題を抱えている部分はありますが、大型株にしては安いと考えて購入。
また今年に入り経営の方向に変化が出たといいますか、攻めの姿勢が強くなったこともあり、期待から購入。
合計 15672

今月は含み益での売却が数件できたため安堵しているのが本心です。そして今回の大失敗案件は帝石です。

■帝石売却の失敗

帝石は1224の値段で購入して1232で売却しています。この記事を書いている時点で帝石の値段は1450付近であるため、売却すると3万円くらいでの利益となることから相当な機会損失と言えます。また売却した理由がボックスを見越しての理由で、何度も購入と売却を繰り返す目論みが含まれていたため、これは相当の判断ミスと言えるのではないでしょうか。

もともと帝石において私の長期レンジとしては2019年の3月までに1300~1400を付ける予想をしていましたが、それを超える状態となっています。売却する前には鉱物株へ資金が流入していたことを把握しており、そして原油先物の予想が高く予測されていた事を踏まえ、ホールドの意思を固めることが正解でした。

■タカラレーベン売却

タカラレーベンに関しては思う所があって売却しました。もう夏の時期も終わりが近づいており台風リスクは無くなるのですが、記事を作成する際や別件で調べていたところ、固定売電制度の成り立ちや現状を含めて考えると難しい気配を感じたとこから、法整備などを含め今後は国のテコ入れが確実に入る…と妄想していた頃に固定売電制度の見直しの話が国から出ました。

そこでインフラファンド全体の値段は下落しましたがタカラレーベンの含み益は十分にあることから、ここで少しポジションを見直した方が良いと考えての売却となりました。まだ日本再生可能エネルギーは保持していますが、少しの含み益となれば適宜売却する算段です。

■楽天の購入

特にMNO絡みで下落し続けた楽天株ですが、最近は動きが出て面白くなってきたと考えて購入しました。なお800台と安値であることから、200株の購入を行っています。

実際のところは200株購入する2週間前に、別口座にて長期保有目的で100株を購入しているため、ややこしい話になりますが総合的には300株で保有しているとも言えます。

楽天株は配当は低く、株主優待もそこまで高くないことからインカムゲインは限られてきますので、キャピタルを狙っていくスタイルになるかなとは考えています。

■自由売買枠の現在のポートフォリオ状況

自由売買枠の現在のポートフォリオはこんな感じです。

ティッカー 銘柄 保有枚数 損益
AMD アドバンスト マイクロ デバイシズ 20 25608
4755 楽天 200 640
7912 大日本印刷 100 14700
8591 オリックス 100 -10800
9283 日本再生可能エネルギー 1 -1413
9501 東京電力HD 400 44000
合計 72735

AMDと東京電力が牽引している状態ですが、大日本印刷も堅調ではあります。

AMDは決算をあと1~2回跨いだ後に売却を考えており、そのため決算ミスでトントンとなることも覚悟しながらの保有となるでしょう。




■市場の状況と今後は

9月末は非常に機会損失の多い月でした。次の購入する日本株を物色していた際にコマツに目が留まり、情報を確認したところ今年に入って下落し続けて配当が3%付近となり悪くないこと、収益も見ても適性値はもう少し上であるため、3000付近という安値で売られ続ける株ではないと考え、明日の朝に買おうとワクワクして夜に寝たところ翌日の寄り付きの時点で+100となり手を出せなくなりました。

なおその後値は上がり続け、3500まで上がるという切ない気分になりました。これはもう手を出せません。

そして2018年の初めからキャッシュレス銘柄に注目しており、国策に売り無しという観点を含めて楽天を購入したという部分があります。なお実は大日本印刷もコンビニなどの決済で適用出来そうな1円低コスト小型ICタグの開発などを行っていることから同様の視点で購入してはいるのですが、全く関係ないIT部分で株価が上がっているため複雑な気分です。

そもそも日本は自然災害が多く、その際には現金が強くなることからキャッシュレスの移行はそれなりにリスクがあるのですが、現金輸送コスト、ATM設置コストの削減などを含めて利点も存在します。

またATMなどは自然災害が発生した場合に電力が無くなり、引き落としはそもそも不可能であることから、普段から現金をある程度手元に置いておくのが重要になるのでしょう。

キャッシュレスになり過ぎるとコンビニなどの実質インフラ小売業の現金ストックが減少して、災害時には弱い部分が出てしまいそうだと妄想が膨らみますが、それらのリスクが定期的に表面化しては改善され、キャッシュレスと現金のバランスを取りつつ環境を形成していくのではと考えています。

ただ国としては、予算が付かないし日本は自然災害には現金が強いからやっぱ減額で、というストーリーもあり得るため覚悟も必要かなとは見ています。

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