7月中旬~8月中旬までの売買履歴と所感-NVDAは売却

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売買履歴は8月が終了してから纏めて晒そうと考えていましたが、NVDAという私の中で一番注目していた決算があったため合わせて記述することとしました。

それでは早速内容を。

銘柄 取得日 売却日 損益(税別) 所感
8031 三井物産
(100株)
2018年7月25日 ホールド 少し値が堅く、決算跨いでホールドしていても問題ないかなと思っていたら発表で前期+7%の利益となり、他大手商社が+30%近い内容と比べて微妙な決算。それを含めて地合いも悪くなり含み損。配当を目的としてホールド。
8905 イオンモール
(100株)
2018年7月25日 2018年7月26日 2992 急な値上がりの後に値が下がり、地合いも悪くなかったため保有。寝て起きたら値が上がっていたため売却。
1557 SPDR S&P500 ETF
(1株)
2017年11月6日 2018年7月26日 1616 S&P500は投資信託で保有しているため、少しでも含み益が出ていれば手放して良いかなと考え、売却。
1605 国際石油開発帝石
(200株)
2018年7月30日 ホールド 新規油田の見通しが経った旨のニュースが出たため購入。ただ決算が微妙だったため含み損へ。少ない配当を受けつつ今後の展望を期待する意味でホールド。
NVDA NVIDIA
(10株)
2018年6月15日 2018年8月17日 -19064 8/16に決算があり、前期よりマイナスであったこともあり下落。そのため翌日の寄り付きで即売却。詳細は後述します。
合計 -14456

一番の注目はNVDAになりますが、NVDAは予め決算でコケたら売却、良い内容だったら次の決算前には売却ぐらいを考えていました。

実際の決算内容はそれ程悪い内容ではありませんでした。仮想通貨関連が足を引っ張ったことが主な原因ですが、利益右肩上がりから剥落したというのがグロース化した銘柄にとっては非常に痛い内容です。

実際は今後も単体GPU・車載GPUの需要が暫く続くことは考えられるため、持ち越すというのも一つの手段ではあります。ですが私の中では一つ問題がありました。それは市場が余りにも不安定だという事です。もちろんトルコの問題を含めます。

トランプ政権のインフラ投資案件の可能性もあるのですが、この状態で次の決算までに地合いが持つか怪しいですし、そこまで継続して保有するよりMMFに変換し、翌年のNISA解禁まで保存しておいてリスク回避を取りたいと考えたことにより、NVDAは売却としました。

それ以外はホールド案件が増えました。NVDAは完全な失敗ですが、帝石も失敗です。石油関連株は長期で見た際に配当で充当するような認識が私の中では強いですが、帝石は配当が1.5%程。今後の油田開発案件が成功するのを祈るところです。なお決算前の期待と疑念が支配する完全なボックス相場となっていたため、1220付近で買って1250で売るを毎日繰り返していれば結構な利益が出ていたことです。

となりますので、自由売買枠の現在のポートフォリオはこんな感じです。

ティッカー 銘柄 保有枚数 損益
AMD アドバンスト マイクロ デバイシズ 20 6798
8031 三井物産 100 -7900
7912 大日本印刷 100 -7600
8591 オリックス 100 -12300
1605 国際石油開発帝石 200 -6000
9283 日本再生可能エネルギー 1 13585
9281 タカラレーベン 1 587
9501 東電力HD 400 36400
合計 23570

オリックスは実は2か月前に長期保有目的で100株買って、決算前の含み益が出たところで売却したため基準価格がおかしくなっています。同じSBI口座でやったためこれもう分からなくなりました。すみませんすみません。

優待の長期保有特典などに影響が出ていますので裏で保有している優待目的オリックス株は楽天に移管する必要がありそうです。




■市場の状況と今後は

今年の1月頃の指数と比較し、S&P500はあともう少しで超えることが出来る、NASDAQとしては今年の1月と比較して上がってはいる、だがNYダウは駄目という結果が今出ているため、何とも言えない状態です。そのため私としては今後は日米問わず極力ディフェンシブ株に傾倒したい。配当が出る優良株で身を固めておきたいと言うのが本心です。

米国債を購入すれば更にディフェンシブになるかもしれませんが、ただちょっと米国債も大丈夫かなと不安な所があります。インフラ投資案件が発動されれば現状の国債発行総額から5~8%近くの大額を更に積み上げる形となる可能性があり、さらに昨年末に行った減税政策に伴う痛みがこれからジワジワと効いてきて、更なる国債発行に繋がる可能性が出てきます。

そのため米国債については少し懐疑的な見方をする必要もあるのかなとは思っています。

また今年の初めには今年は金利とのせめぎ合いでボックスになりながらも株価は少し上昇するかなと考えていましたが、空気が変わって貿易戦争が主な原因で結構にシビアな展開となっています。

米国と中国が殴り合いする分には日本から見た国防上の観点ではまだマシな方と言えるのですが、ただトルコに掛けた関税については明らかにタイミングがマズイ。その影響は新興国だけでは済みません。

そして最後に、今までの歴史から見るとナショナリストが台頭する時代は国民が相当に疲弊しているとの認識が私の中ではあるため、米国は何か闇を抱えている部分が多いのかなと考えるフシがあります。

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